2014.04.28ブログ
整理整頓2014年4月番外編3
前回の「整理整頓2014年4月番外編2」の続きです。
平岡さんの仰った事で、そうだなと思った事が他にもありました。
住宅関連、建築関連には男性が多く、女性の家の使い方を理解しないまま設計、施工をしている、という事もその一つです。
他人が、人様の家を自分の視点で作るから、収納がうまくいかない事が多い、と表現なさっていました。
これは、男性が女性目線で作っていないというだけの事ではなく、女性同士だとしても、物を置いておく場所は人それぞれだ、という話です。
その実例として、洗面脱衣室に下着やパジャマを置いておく人、ハンカチの置き場所、という質問を平岡さんがなさり、13人程の受講生の中で、それぞれその置く場所がバラバラに分かれており、そのお話を裏付けていました。
それぞれの収納のルール、場所があるにも関わらず、自分の視点を他人の家に当てはめている事が、今の収納問題を生み出している、という事です。
平岡さんはお洋服やお洒落が大好きで、それらのものの数が多いそうですが、食べ物等は無くなってから買うというタイプなので、服の為には収納は沢山必要でも、パントリーは無くて良い、との事です。そして、お洋服達の量は多くとも、当然片付いているそうです。つまり、持っているものに対しての、それぞれの収納がある、という事です。
あと、モデルルームの話になり、お洒落なモデルルームの収納の扉を開けると、クローゼットには4~5枚の白シャツが掛けてあるだけ、何故か白と黒のボックスが入れてある、と仰り、思わず思い出して私も笑ってしまったのですが、生活感の全く無いのがモデルルームです。
平岡さんがモデルルームを企業から頼まれてプロデュースする際には、1500点~1600点という、危険なので展示しないという庖丁をのぞいては、今からすぐにでも生活出来る、という品物を買い込んで、全て収納しておくそうです。それが、そのモデルルームを使って表現してあるマンション等に住む人の、本当の生活に近いものなのです。
夢を見せて、そしてその夢と共にマンションを売るのがモデルルームの存在ですが、それでもオプション一杯の、一番間取りや広さの良い部屋を使ったモデルルームで決める現在の方法は、結局買った後にこんなはずではなかった、という思いを生み出す残念で大きな原因の一つです。
ちょっと細かい数字を思い出せないのですが、一般の家庭には3000を越す点数(種類)の品物があるそうです。ですから、上のように実際の生活に近づけた、現実的な生活を提示するモデルルームでも、それでも実は数が少ないのです。
あとからアップするよう準備している本編にも書いた事ですが、収納の場所に限界がある場合、場所を広げるか、物を厳選するかの2つに一つを選ぶ事が必要となります。
長くなってしまいましたが、3回に及んだ収納プランナーセミナーでのお話、とても刺激となりました。
私も色々調べたり工夫したりして、自分なりの収納セオリーをもって自分の家の整理整頓や人様のお宅の収納のお手伝いをしてきたのですが、より良い住環境をご提案する為にも、今度この収納プランナーの勉強をしていこうと思った事でした。
平岡さんの仰った事で、そうだなと思った事が他にもありました。
住宅関連、建築関連には男性が多く、女性の家の使い方を理解しないまま設計、施工をしている、という事もその一つです。
他人が、人様の家を自分の視点で作るから、収納がうまくいかない事が多い、と表現なさっていました。
これは、男性が女性目線で作っていないというだけの事ではなく、女性同士だとしても、物を置いておく場所は人それぞれだ、という話です。
その実例として、洗面脱衣室に下着やパジャマを置いておく人、ハンカチの置き場所、という質問を平岡さんがなさり、13人程の受講生の中で、それぞれその置く場所がバラバラに分かれており、そのお話を裏付けていました。
それぞれの収納のルール、場所があるにも関わらず、自分の視点を他人の家に当てはめている事が、今の収納問題を生み出している、という事です。
平岡さんはお洋服やお洒落が大好きで、それらのものの数が多いそうですが、食べ物等は無くなってから買うというタイプなので、服の為には収納は沢山必要でも、パントリーは無くて良い、との事です。そして、お洋服達の量は多くとも、当然片付いているそうです。つまり、持っているものに対しての、それぞれの収納がある、という事です。
あと、モデルルームの話になり、お洒落なモデルルームの収納の扉を開けると、クローゼットには4~5枚の白シャツが掛けてあるだけ、何故か白と黒のボックスが入れてある、と仰り、思わず思い出して私も笑ってしまったのですが、生活感の全く無いのがモデルルームです。
平岡さんがモデルルームを企業から頼まれてプロデュースする際には、1500点~1600点という、危険なので展示しないという庖丁をのぞいては、今からすぐにでも生活出来る、という品物を買い込んで、全て収納しておくそうです。それが、そのモデルルームを使って表現してあるマンション等に住む人の、本当の生活に近いものなのです。
夢を見せて、そしてその夢と共にマンションを売るのがモデルルームの存在ですが、それでもオプション一杯の、一番間取りや広さの良い部屋を使ったモデルルームで決める現在の方法は、結局買った後にこんなはずではなかった、という思いを生み出す残念で大きな原因の一つです。
ちょっと細かい数字を思い出せないのですが、一般の家庭には3000を越す点数(種類)の品物があるそうです。ですから、上のように実際の生活に近づけた、現実的な生活を提示するモデルルームでも、それでも実は数が少ないのです。
あとからアップするよう準備している本編にも書いた事ですが、収納の場所に限界がある場合、場所を広げるか、物を厳選するかの2つに一つを選ぶ事が必要となります。
長くなってしまいましたが、3回に及んだ収納プランナーセミナーでのお話、とても刺激となりました。
私も色々調べたり工夫したりして、自分なりの収納セオリーをもって自分の家の整理整頓や人様のお宅の収納のお手伝いをしてきたのですが、より良い住環境をご提案する為にも、今度この収納プランナーの勉強をしていこうと思った事でした。
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