ちょっと時間が経ってしまいましたが、先日リペア商品のことならお任せのハウスボックスさんが主催する、家具補修ワークショップに参加してきました。

ハウスボックスさんはリペア商品を販売するだけではなく、ワークショップも行っている会社さんなのですが、今回のワークショップは3時間という短い時間でしたが、木製、布製、そしてレザーの補修という家具の三大素材をカバーする素晴らしいワークショップでした。

目黒区でリペア専門店を構える、株式会社フィズリペアワークスさんの社長さんである西原 弘貴さんと、従業員の三戸部さんがいらっしゃり、それぞれの補修の実技を見せて下さいました。

そして、8名の参加者がそれぞれ木製、布製、レザー製の補修を少しずつではありますが行い、質疑応答も沢山させて戴いた本当に充実したものでした。

オフィスKでは木質補修もメニューにあるのですが、家具の補修のご要望にもお応え出来るようになりたい、と思っての参加でしたが、本当に得るものが沢山ありました。

わざわざ新幹線で駆けつけた、という参加者の方もいらしたのですが、今後更にその補修の技術を高めていきたい、と思う充実した内容でした。

整理整頓その8で、修理の事について少し触れたのですが、311の後に、修理をしてでも大事に使おうという流れが出来てきた、とフィズリペアワークスの社長の西原さんが仰っていたように、良いものを、修理をしながら大切に使う、サスティナブル(持続可能)な生活ということが本当に今からの主流になっていって欲しいものだと思います。

今まで余り触れませんでしたが、オフィスKでは、収納計画で収納部分の絶対量が足りない場合、及びご要望を戴いた場合は別として、インテリアコーディネートを頼まれても余り品物を買うようには勧めません。特に大型家具の買い替えをお勧めする事は殆ど無いと思って戴いて良いと思います。今あるものを活かす事、アクセントになるものをうまく加え、設えを整える事をお勧めするように心掛けています。

そういう事もあり、オフィスKではインテリアコーディネートの場合には、提案料を購入金額の1割と一律にする事なく、基本料プラスで購入金額の1割という設定をさせて戴いております。

愛着の湧く、素敵なものを出来るだけ長く、大切にして過ごして戴けるような生活を送って戴けるのが、オフィスKの望みです。