今回は、ちょっとインテリアデコレーションとは違う、建築的な見地から窓について書いてみたいと思います。

前回書いたように、窓は、明かり取りと空気の入れ替えに必要ですが、実は大きさの要件が建築基準法で決まっています。

マンションの間取りを見ると、寝室等ではなく納戸、と書いてある部屋があることがあります。これは、その建築基準法で決まった部屋の大きさに対する窓の大きさが取れない場合に居室(人が長時間過ごす部屋)として認められない為、納戸またはサービスルームという名前にしてあるのです。

でも、表記はそのようにしても、実際は居室として使う事も多いと思います。その場合には、やはりその小さい窓を十分活かしたウインドウトリートメントを考える事が大事です。前回も書きましたが、それが上に書いたようにサービスルーム等で多少小さくなったとしても、面積があるものなので、とても部屋にインパクトを与えます。

また、複層ガラスや二重窓が最近は使われる事が多いのですが、窓から熱は出入りする事が殆どですので、もし単層ガラスを使っている場合は、カーテン等を遮熱性のあるものにすると、部屋の温度調整を助ける事が出来ます。

という事で、ウインドウトリートメントはインテリアにとってのみならず、温度調節の為にもとても大切なものなのです。

カーテンを替えると、かなりお部屋の雰囲気が変わりますので、気分転換の為にもお勧めです。最近はお手頃な値段のカーテンも増えてきていますので、是非イメージチェンジをなさってみて下さい。

もちろん、オフィスKでもお請けしております。どうぞお気軽に、お声掛け下さい。

2014年7月27日 (日) 住まい・イン