一般的に、リフォームに一番向くというか、フレキシブルに対応出来るのは、在来軸組工法と言われる昔ながらの木を使った、柱で支えるタイプの家です。これはよくTV番組の「ビフォアーアフター」にも出てきて大きくイメージやデザインを変える事が可能な事が多い工法です。それと同じように木造でも、ツーバイフォーという建て方で、壁で支えるタイプの家では、間仕切りが変更出来ない事もあり、ちょっとビフォーアフターのような大きな変化が難しいものです。

それでも、壁紙や床を張り替えるだけでも、かなり雰囲気は変える事が出来ます。

大掛かりなリフォームとは別に、DIY(Do it yourself：自分でやってみる)というものがあります。

DIYは、やった事のない方にとっては敷居の高いものです。壁紙を張り替えるのは実はちょっとしたコツも必要ですし、慣れも必要なので、広くお勧めは出来ないのですが、でもトイレの壁紙は、その面積の小ささもあり、DIYの対象として一番の場所です。

水回り以外のリフォームで、実は一番高いのは人件費だったりする事も多いので、腕に覚えのある方は、トイレの壁紙の模様替えというのも一つの選択肢となると思います。

ただ、挑戦したものの出来上がりに満足出来ない場合は、その修繕というか、潔く諦めて、普通のリフォームのように工務店さんに頼むのも一つのアイデアです。

一日で過ごす時間は短いものの、必ず必要な場所であるトイレ、気分転換のアクセントとして考えて、色々試してみては如何でしょうか?