2014.12.06ブログ
日当たり(向き)その2-窓についての一言-
前回、太陽の入り方の観点から、西日は避けた方が良い、というお話を書きました。
今回は、日本人の大好きな南向きについて少し考えてみたいと思います。
前回と、以前にも書いたように、周りの建物に依存しますが明るさは環境光によって取り入れる事が出来ます。
ただ、暑さ寒さはその向きによってかなり異なって来ます。
北向きでも、天窓があるとかなりの暖かさが期待出来ます。また、南向きは、その日照時間の長さから、冬の間はやはりかなりの太陽からの暖かさの恩恵を受ける事が出来ます。冬でも暖房が不要な事もあるほどです。ちなみに、私の今のマンションも南向きでワイドスパンなのですが、雪の日以外は暖房を付ける事は殆どありません。ですから、南向きは冬にとてもエコであると言えます。
上で天窓の事を書きましたが、天窓は南向きには付けない、というのは必須です。それは、北向きでさえ冬でも十分な暖かさが望める位であるところを、夏の場合はそれこそ灼熱地獄になる可能性があるからです。
三層のガラスを使ったり、UVカットを施したりする事はもちろんですが、それでも真夏の太陽の熱を部屋に入れるのは、エコではありません。
話はちょっと違いますが、聞いた話だと日本の窓は世界と較べてかなり前時代的なものなのだそうです。
アジアの他国でさえ、もっとちゃんとした断熱の機能を持つものを使っている事があるほどで、ドイツ等では日本並の断熱性の窓を施工すると、施工不良で訴えられる程だとか。日本のメーカーでも、機能の良いものを海外輸出しているらしいのですが、それは日本が今までの住宅性能を良しとして受け入れていたというのも理由のようです。
実は冷房は光熱費のほんの一部でしかないそうで、一番大きいのは給湯や暖房だそうです。冷房は、暑い時期に暑い時間のみかけますが、夏でも水でシャワーを浴びる事はありませんよね。冬は当然熱めのお湯に沸かしますし、暖房は寝る時以外はつけておく事が多いかと思います。
つまり、吉田兼好が言う夏仕様の家ではなく、冬に備えた家を作るのが、エコであり経済的な家造りとなるのです。
家を建てる時、買う時、リフォームする時は、そういう事も考えた上で行って戴くと、気づきにくいところではありますが、暮らし良い生活に繋がると思います。
今回は、日本人の大好きな南向きについて少し考えてみたいと思います。
前回と、以前にも書いたように、周りの建物に依存しますが明るさは環境光によって取り入れる事が出来ます。
ただ、暑さ寒さはその向きによってかなり異なって来ます。
北向きでも、天窓があるとかなりの暖かさが期待出来ます。また、南向きは、その日照時間の長さから、冬の間はやはりかなりの太陽からの暖かさの恩恵を受ける事が出来ます。冬でも暖房が不要な事もあるほどです。ちなみに、私の今のマンションも南向きでワイドスパンなのですが、雪の日以外は暖房を付ける事は殆どありません。ですから、南向きは冬にとてもエコであると言えます。
上で天窓の事を書きましたが、天窓は南向きには付けない、というのは必須です。それは、北向きでさえ冬でも十分な暖かさが望める位であるところを、夏の場合はそれこそ灼熱地獄になる可能性があるからです。
三層のガラスを使ったり、UVカットを施したりする事はもちろんですが、それでも真夏の太陽の熱を部屋に入れるのは、エコではありません。
話はちょっと違いますが、聞いた話だと日本の窓は世界と較べてかなり前時代的なものなのだそうです。
アジアの他国でさえ、もっとちゃんとした断熱の機能を持つものを使っている事があるほどで、ドイツ等では日本並の断熱性の窓を施工すると、施工不良で訴えられる程だとか。日本のメーカーでも、機能の良いものを海外輸出しているらしいのですが、それは日本が今までの住宅性能を良しとして受け入れていたというのも理由のようです。
実は冷房は光熱費のほんの一部でしかないそうで、一番大きいのは給湯や暖房だそうです。冷房は、暑い時期に暑い時間のみかけますが、夏でも水でシャワーを浴びる事はありませんよね。冬は当然熱めのお湯に沸かしますし、暖房は寝る時以外はつけておく事が多いかと思います。
つまり、吉田兼好が言う夏仕様の家ではなく、冬に備えた家を作るのが、エコであり経済的な家造りとなるのです。
家を建てる時、買う時、リフォームする時は、そういう事も考えた上で行って戴くと、気づきにくいところではありますが、暮らし良い生活に繋がると思います。
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