前回より、一軒家派である私が何故マンションを買う事になったのか、ということを書いてきました。

注文住宅の良いところは、物理的に製作可能な法律の範囲内での事という限定にはなりますが、自分で思うような家を建てられる事です。勿論気にいるように色々凝ると、予算がどんどん膨らんでしまうのが大変ではあります(笑)

翻って建売やマンションは、オプションがあったりまだ建つ前だと建具の色等多少希望を聞き入れて貰える事もありますが、基本的には大規模な間取り変更等の根本的な希望を聞いて貰える事は殆どありません。ただ、マンションの場合は持分と言われる自分の持つ土地の面積が低い事により、戸建てより立地が良いところが同じ金額なら買えるという利点がありますし、戸建ての建売もそうなのですが、一度に同じ部材を使うので大量に買い付け出来て購入金額が下がる事もあり、同じクオリティのものでも原価が安く済むという事があります。

ですから、両方並び立つ、という事はなかなか無い事ので悩みましたが、今回私が引っ越しをする事になった時、前回書いたように一軒家派である私もマンションを選ぶ事となりました。

希望に近い立地で予算の範囲内に収まるマンションをおかげ様で購入する事になったのですが、本当に残念な事が一つだけありました。

私は何かを買う前には色々調べるのが好きなのですが、家はその金額の大きさと生活への影響の大きさの為、それはそれは色々と調べてみました。以前戸建てを買った時には、土地の見方や建物についてとにかく調べました。そして、今回はマンションを買うという事で、マンションの事も色々調べてみました。

自分のホームページにも書いているのですが、私は昨年関東ポリテクニックの建築関連のコースで約5ヶ月程学びました。

そこで学んだ事は、主に在来軸組工法という所謂木造の戸建ての事でした。鉄骨造や鉄筋コンクリート造についてはビデオを1本ずつ見たりした位ですから、木造についてもまだまだですが、マンションに関しては更に素人同然です。

そういう事もあり、その建築関連のコースで同窓の、マンション管理士の資格を持っている人に相談し、マンションの内覧会の同行をして下さる方を紹介してもらいました。

ちょっと長くなるので、続きはまた次に書きたいと思います。