エコな生活、という事が、311が原因で起こった電力不足で改めて注目を浴びています。

太陽光発電は、その中でも一般家庭でも取り入れられるという事もあり、新築の際や改修の際に太陽光発電パネルを設置したりという方も増えて来ているようです。

ただ、ちょっと前に税理士である知人の行っているセミナーで聞いた話ですが、現状では、太陽光発電はまだまだ実用段階にない、という事です。というのも、設備に使ったお金を回収する頃には、設備自体が使えなくなる可能性が高いからだそうです。今は電力の買取価格が高く設定されていますが、皆が設備導入し始めると、買い取り価格の値下げは避けられなくなると思います。そうなると、自宅の電気代が浮いた分で換算するだけだと、とてもペイしない、となる可能性が高いのです。

とは言うものの、化石燃料や原発に頼る今の発電を続ける事は、将来の地球の為にはマイナスですから、地球に優しい生活を行う、という点では十分なプラスだと思います。

これからは、住宅だけの話しではありませんが、目先の事だけではなく先々の事まで考えていく事が大事ではないでしょうか。