2015.06.27ブログ
室内配色についてPart2
前回は床や壁の色についてちょっと長く書きました。そして自分の家はどうかというと、以前より書いている引っ越してきた今のマンションでは、3パターンの床と建具の配色パターン(ウォルナットのような暗い色味の建具と真っ白の床、白っぽい色味の建具とブラックチェリーのような少し明るめのミドルダークカラーの床(これがモデルルームで使われていました)、そしてオークのように黄みがかった白木っぽい建具と床)がありましたが、床掃除はルンバに毎日頑張って貰うものの、モデルルーム仕様の明るめのダークカラーの床のものにしました。以前のマンションがオークのように黄みがかった白木の建具と床で、それに合わせて家具を買っていたという事はあるのですが、前述の事に加え折角の機会なので雰囲気を変えようという事になって決めたのです。
虎斑(虎の縞のような模様)が入っているので、現在よく使われているオレフィンシートの床材ではあるものの、本物の木のように見えない事もなく従前の家を売却する為の担当になって戴いた、銘木使用の木造建築を標榜する大手住宅メーカー配下の不動産屋さんが褒めて下さる出来でした。
さて、前回は書かなかった天井の色味ですが、基本的には壁の色より白っぽい方が部屋が広く見えます。また、壁紙よりトーンを落とすと落ち着いた感じになります。また、色ではなく柄のお話をしますと、壁の柄はアクセントクロスには良いですが、これも全面になるとうるさくなってしまいます。ただ、色味やデザインのトーンが落ち着いた、無地のように見える柄であればこれに限りません。
これも自宅の例を挙げさせて戴きますと、以前のマンションより数平米狭くなるという事を踏まえ、ダウンライトを設置する為に張り替えるという事があったので、少しでも広く見せたいという事もあり天井の色の方を白っぽくするようにしました。
また、色だけではなく機能付のものにしようと思い、透湿性(通気性/吸放湿)と消臭機能がついているものにしました。当初は壁面収納の上部フィラーの代わりにエコカラットを付けるのみならず、周辺の下がり壁等にもエコカラット施工を考えていましたが、LDの天井を全面貼り替える事となった為そちらで機能を担保すれば、と思い、LDは壁面収納の上部フィラーのみとしました。その代わりに玄関、トイレ、洗面所そして造り付けのカップボードの上吊り棚の底面にエコカラットを設置しました。通常台所にはエコカラットは設置しないのですが、カップボード吊り棚と下の棚の間が60センチ程と距離が無い為、炊飯器の蒸気を吸収する為に設置するようしました。こちらは他が全てエコカラットプラスを使ったのに対し、吸湿性がより強いとアドバイスを戴き普通のエコカラットにしてあります。実際に使用して、吊り棚の下に炊飯時の蒸気が思った以上にかかるのを見て、やはり設置しておいて良かったと改めて思っています。
余った端材は戴いたので、教えて戴いたように小さく折って靴の除湿消臭に使ったりしている事もあるのか、靴箱もすっきりしていますし、洗面所の鏡も曇らず、トイレも消臭剤不要でとてもすっきりしています。
エコカラットはその部屋の大きさに対してある一定以上の面積を占めないと効果が無いと言われるのですが、狭いトイレや洗面所は、ある程度の面積だけでも十分その必要面積をクリアするのでコストパフォーマンスが高いと思います。
ところで、壁面収納の上部フィラーのエコカラットですが、これには一つ別な理由がありました。
実は家が選択した壁面収納のPanasonic製キュビオスは、扉材のお値段がかなり高いのです。まぁキュビオスに限らず、扉は結構なお値段がします。ちなみに同じ面積を覆うのでも、一つの区切り毎に扉を付けるとそれぞれに蝶番と耐震ラッチが付くという事もあるのか、最大3つの区切りを1つの扉で賄えるので同じ面積に3枚使うのと1枚で済ませるのでは、結構なお値段の違いがまた出て来てしまいます。(3枚のお値段の方が高くなります)
これは以前お知らせしたi-howsでシュミレーションして戴ければ、すぐにお分かりになるかと思います。
オフィスKでは、収納を含めたインテリアコーディネートを請けた場合、まずは最初に収納したいもの、そしてお家全体を拝見させて戴きます。そして、おおまかな一日の流れ(誰がどこでいつ何をする)をお伺いします。その上で、まずは収納したいものの選択を含め使い手であるお客様ご自身が行って戴くようお願いしています。というのも、ご自分で決める事が後からの後悔を防ぎ、納得と実感を得て戴く事になると思うからです。オフィスKは、それに対して具体的、実質的な使い勝手のアドバイスをさせて戴きながら、より良い収納計画を作り上げていくお手伝いを致します。そして、今あるものを収納する場所を作るだけではなく、今後10年に起こりうる事を想定して、それにより増えていく/減ってくるものの収納も含めてご提案させて戴きます。
まずは希望に沿ったおおまかな方向性を示して戴き、これからの生活について考えて戴く事は、使い勝手が良く、気分良く長期間にわたり使って戴ける為の大事な工程であるとオフィスKでは考えております。
そう、扉材のお値段のお話でした。扉材もですが、フィラーも同じシートで化粧をしています。結果、ただの板ではあるものの、結構なお値段がしてしまいます。その為、何も機能が無いフィラーより、同じか若しくは却って少し安くなる、機能付のエコカラット施工の方が良いという事もあり、今回壁面収納の上部のフィラー部分にエコカラットを採用しました。
なお、フィラーは本来もっと小さい面積のみ、上の部材と下のキュビオスの間を塞ぐものという位置づけなのですが、私が以前からしつこいように書いているハウスダストアレルギー対策で少しでも埃が積もり難いように、という事でフィラーを梁の部分を超えて天井まで繋げてつける事にしました。というのも、梁の直下に設置するようにしたのですが、後ろに配電の空間を取る為梁より扉が3センチ程飛び出てしまうからです。結局少し土台にした石膏ボードの厚さが少なかった為多少の部分は出てしまいましたが、そのままの面積にしておくよりは良かったのでは、と思っています。
天井の素材が変わったとは言え、それ自体紙製で薄いものですし、実はどれだけの効果があるのか…と思っていましたが、以前のマンションでは焼き魚や焼き肉の臭いが換気扇を調理中と食事が終わってからも暫く回しておいていても、次の朝まで漂っていたものが、翌日には気にならないようになりました。ですから、ダウンライト施工に伴う副産物として天井の素材を機能付のものにしたのは本当に良かったと思います。ちなみにかなり機能は欲張って「消臭、抗菌、通気性、透湿性、防かび」機能付にしました。(リリカラのLV ? 6620という品番のものです)
虎斑(虎の縞のような模様)が入っているので、現在よく使われているオレフィンシートの床材ではあるものの、本物の木のように見えない事もなく従前の家を売却する為の担当になって戴いた、銘木使用の木造建築を標榜する大手住宅メーカー配下の不動産屋さんが褒めて下さる出来でした。
さて、前回は書かなかった天井の色味ですが、基本的には壁の色より白っぽい方が部屋が広く見えます。また、壁紙よりトーンを落とすと落ち着いた感じになります。また、色ではなく柄のお話をしますと、壁の柄はアクセントクロスには良いですが、これも全面になるとうるさくなってしまいます。ただ、色味やデザインのトーンが落ち着いた、無地のように見える柄であればこれに限りません。
これも自宅の例を挙げさせて戴きますと、以前のマンションより数平米狭くなるという事を踏まえ、ダウンライトを設置する為に張り替えるという事があったので、少しでも広く見せたいという事もあり天井の色の方を白っぽくするようにしました。
また、色だけではなく機能付のものにしようと思い、透湿性(通気性/吸放湿)と消臭機能がついているものにしました。当初は壁面収納の上部フィラーの代わりにエコカラットを付けるのみならず、周辺の下がり壁等にもエコカラット施工を考えていましたが、LDの天井を全面貼り替える事となった為そちらで機能を担保すれば、と思い、LDは壁面収納の上部フィラーのみとしました。その代わりに玄関、トイレ、洗面所そして造り付けのカップボードの上吊り棚の底面にエコカラットを設置しました。通常台所にはエコカラットは設置しないのですが、カップボード吊り棚と下の棚の間が60センチ程と距離が無い為、炊飯器の蒸気を吸収する為に設置するようしました。こちらは他が全てエコカラットプラスを使ったのに対し、吸湿性がより強いとアドバイスを戴き普通のエコカラットにしてあります。実際に使用して、吊り棚の下に炊飯時の蒸気が思った以上にかかるのを見て、やはり設置しておいて良かったと改めて思っています。
余った端材は戴いたので、教えて戴いたように小さく折って靴の除湿消臭に使ったりしている事もあるのか、靴箱もすっきりしていますし、洗面所の鏡も曇らず、トイレも消臭剤不要でとてもすっきりしています。
エコカラットはその部屋の大きさに対してある一定以上の面積を占めないと効果が無いと言われるのですが、狭いトイレや洗面所は、ある程度の面積だけでも十分その必要面積をクリアするのでコストパフォーマンスが高いと思います。
ところで、壁面収納の上部フィラーのエコカラットですが、これには一つ別な理由がありました。
実は家が選択した壁面収納のPanasonic製キュビオスは、扉材のお値段がかなり高いのです。まぁキュビオスに限らず、扉は結構なお値段がします。ちなみに同じ面積を覆うのでも、一つの区切り毎に扉を付けるとそれぞれに蝶番と耐震ラッチが付くという事もあるのか、最大3つの区切りを1つの扉で賄えるので同じ面積に3枚使うのと1枚で済ませるのでは、結構なお値段の違いがまた出て来てしまいます。(3枚のお値段の方が高くなります)
これは以前お知らせしたi-howsでシュミレーションして戴ければ、すぐにお分かりになるかと思います。
オフィスKでは、収納を含めたインテリアコーディネートを請けた場合、まずは最初に収納したいもの、そしてお家全体を拝見させて戴きます。そして、おおまかな一日の流れ(誰がどこでいつ何をする)をお伺いします。その上で、まずは収納したいものの選択を含め使い手であるお客様ご自身が行って戴くようお願いしています。というのも、ご自分で決める事が後からの後悔を防ぎ、納得と実感を得て戴く事になると思うからです。オフィスKは、それに対して具体的、実質的な使い勝手のアドバイスをさせて戴きながら、より良い収納計画を作り上げていくお手伝いを致します。そして、今あるものを収納する場所を作るだけではなく、今後10年に起こりうる事を想定して、それにより増えていく/減ってくるものの収納も含めてご提案させて戴きます。
まずは希望に沿ったおおまかな方向性を示して戴き、これからの生活について考えて戴く事は、使い勝手が良く、気分良く長期間にわたり使って戴ける為の大事な工程であるとオフィスKでは考えております。
そう、扉材のお値段のお話でした。扉材もですが、フィラーも同じシートで化粧をしています。結果、ただの板ではあるものの、結構なお値段がしてしまいます。その為、何も機能が無いフィラーより、同じか若しくは却って少し安くなる、機能付のエコカラット施工の方が良いという事もあり、今回壁面収納の上部のフィラー部分にエコカラットを採用しました。
なお、フィラーは本来もっと小さい面積のみ、上の部材と下のキュビオスの間を塞ぐものという位置づけなのですが、私が以前からしつこいように書いているハウスダストアレルギー対策で少しでも埃が積もり難いように、という事でフィラーを梁の部分を超えて天井まで繋げてつける事にしました。というのも、梁の直下に設置するようにしたのですが、後ろに配電の空間を取る為梁より扉が3センチ程飛び出てしまうからです。結局少し土台にした石膏ボードの厚さが少なかった為多少の部分は出てしまいましたが、そのままの面積にしておくよりは良かったのでは、と思っています。
天井の素材が変わったとは言え、それ自体紙製で薄いものですし、実はどれだけの効果があるのか…と思っていましたが、以前のマンションでは焼き魚や焼き肉の臭いが換気扇を調理中と食事が終わってからも暫く回しておいていても、次の朝まで漂っていたものが、翌日には気にならないようになりました。ですから、ダウンライト施工に伴う副産物として天井の素材を機能付のものにしたのは本当に良かったと思います。ちなみにかなり機能は欲張って「消臭、抗菌、通気性、透湿性、防かび」機能付にしました。(リリカラのLV ? 6620という品番のものです)
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