今はインテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーターという資格を取り活動している私ですが、子供の頃に興味があったのはインテリアは勿論ですが、最初は間取りでした。

間取りスト、という言葉がありますが、小学校1年の頃、実家を建てる為に父が図面を引いている(2階建ての木造住宅だと、免許は不要です)のを見て、真似して間取り図を描いた時に始まり、図鑑で世界の家について調べたりしていました。40年以上前もですけれど、たぶん今でも家事室を間取りに書き込む小学1年生は、あまりいないでしょう(笑)

先日遊びに来てくれた昔の勤務先での同僚が、家を買おうかと思うというお話をしてくれました。実は彼女の妹さんは2級建築士でその旦那さんは1級建築士という、私が口をはさむまでもない状態だったのですが、希望をお聞きしてちょっとしたアドバイスをして差し上げたら喜ばれて良かったなと思った事がありました。

具体的には、彼女は部屋には日光の明るさが欲しいと思っているが、旦那様が朝日が入って目が覚めるのが嫌だと言うという事でしたが、戸建てが希望で予算は抑えておきたい等々の希望がありました。

そこで、 ①旗竿地だと周囲と比べると土地が安い(大体2-3割安い)ので、そういう土地まで検討に入れ ②日照に関しては、周りが囲まれているとしても、通常2階は1階よりも小さく作っている事と、高さがあるお陰で、1階に比べ2階には隣地の影が余り差さないという事を利用し、陽が入りにくい１階に寝室等個室と水回りをもってきておいて、昼間主にいるLDKを2階に持ってくると、柱の直下率(上の階の柱と直下の階の柱の位置が一致する率の事で70％以上が良いのですが、なかなかそれをクリアした戸建てはありません。)を考えてもバランスが良いという話をしたのでした。

以前ブログにも書いた事ですが、すべてにおいて100%という物件を探す事は限りなく難しく、もし見つかったとしてもお値段が…という事が殆どなので、絶対に譲れないポイントを軸に、取捨選択の上、譲った部分をプラスに持っていけるような工夫をしていく事が無理なく楽しく過ごせるポイントだと思います。

オフィスKでは、家にまつわる色々なアドバイスもさせて戴いております。インテリアは勿論ですが、リフォームや家造りの事で「どうしようかな」と思う事がありましたらお声掛け戴ければ幸いです。