私が以前勤めていた会社での先輩で、女性ですがとても男前な方がいらっしゃいました。アメリカの大学に留学していた方だった事 もあるのか、はっきりと物事を言って下さるので、私としてはとてもありがたかったです。彼女のお蔭で翻訳スキルもかなり向上した(通訳・翻訳の大先輩です)と思っています。

料理がとても得意で、色々なレシピを教えて戴いた事もありますし、料理に限らず特に重曹を使ったアイデアを色々教えて戴きまし た。

私もその前から、出来るだけ洗剤等も使わないようにと心掛けていて、洗髪も石鹸でしていたり、掃除も重曹を使ったりとしていた事もあり、喜んで教えて戴いていたら「重曹友の会」なるものを結成なさり、私も会員に加えて下さいました(笑)

重曹を入れてエビ殻を煮たものをミキサーにかけてスープストックTokyoのエビスープ風、なんていうのも教えて戴きました。

普通なら捨てるものを活かしておいしいものを、という事で私もベジストック(野菜を料理する際に出る皮等を使ったスープストック )を作ったりと今もしていますが、それらはエコであり経済的であり、とても素敵なアイデアだと思っています。

私は元々ケチなのですが(節約家と言うのよ、と優しい方に言って戴いた事もあります(笑))、かなりの面倒くさがりでもあります。

そんな私ですから、今あるものを活かす、使い回す、でも手間はかけない、という事を結構真剣に考えています。

その流れで、お客様のお宅のインテリアコーディネートをする時も、基本的に今あるものを活かす事を大事にしています。

勿論、大きな家具がどーんと部屋の中にあってどうしようもない、というような時は他の方にお譲りするなり何か方法はないか、と 考えてご提案しますが、例えば場所を変えて使う事で新たな収納用具を買わずに済ませられないか、と思って頭をひねります。

その為、自分の家で4月に引っ越しをした際にも、普段使わない部屋の壁一面に設置したクローゼットの扉の中に、元々持っていたス チールラックを活かして天井近くまで利用出来る壁面収納を作りました。

実はこれは他にも理由があり、棚を作るにはかなりの金額もかかる上に、どちらにしろ縦に1メール毎位のつっかえ棒を設置しなくて は幅3メートルを超えるような収納棚は設置出来ないという事で、苦肉の策でもありました。

でも、この元あったスチール棚に加え、もう一つ同じもの、そしてそれらを繋ぐ棚板を追加で購入する事で、しっかりとしたオーダ ーしたようなサイズがピッタリの棚を格安で作る事が出来ました。

元々買っていたスチール棚が同じ金額で今も売っていた事、規格品なので同じポール径の棚のバリエーションが結構揃っている事も 幸いし、トータルで1万円程の出費で済みました。

このスチール棚製の収納のお陰で、以前の家より2平米程狭い新居で、以前は1部屋を納戸として使っていたのに壁のように見える取 っ手レスのクローゼット扉の中に納めて一部屋無駄にしないで済みました。

オフィスKでは、整理収納カウンセリングも行っております。

おうちの収納で困っていて、何かいい知恵が無いかなと思った時、お声掛け戴ければ幸いです。