2016.01.15ブログ
インテリアコーディネートそして照明プランニングの料金
前回のブログで、東京工芸大学の建築公開講座の修了証書を頂戴したと書きました。
それはありがたい事に有料レベルの内容で無料でしたが、どうしても受けたいものは授業料を支払っても受けたいものです。
という事で、以前より興味のあった照明の講座を受ける事にしました。
実は照明講座に関しては前回のブログにも書いたように、インテリアコーディネーター専用でPanasonicさんが無料で素晴らしい講座を開いています。私もその講座をいくつも受講させて戴いています。シリーズで十数回分あるので、あと何回か受けたい講座が残っているので、タイミングを見て受講したいと思っています。
子供の頃は学校を卒業したら勉強はしなくて良いものだ、と思っていましたが、実際に社会に出ると勉強が必要な事は学生時代よりも多くなる気がします。(というより、学生時代に私が怠けすぎていた、という事もありますが(苦笑))
何はともあれ、学生時代は受け身の勉強だったのが、今の学びは自分が学びたいと思うものなので、楽しさがあります。
閑話休題。
何故この講座に興味を持ったかというと、以前やはり別なところで開催されていた照明講座の先生の説明会をお聞きした事があり、受講をかなり真剣に検討した事があったものの、色々な事情(交通の便と仕事の時間との兼ね合い等々)で断念した事があったのですが、その時の先生が担当下さるという事と、6回に亘る講座が土曜日の午後からで他に習っている講座と重ならない事、そして料金はかなりお手頃なのに4回も実際の照明効果の実習を1対1で指導戴けるという事で受講を決めました。
その講座とはOZONEライティング講座-住宅空間を題材に、照明プランの基礎と実践力を身につける講座-の一つ、「照明プランニング講座」です。
担当下さる河原武儀先生は、色々なところで照明に関する講師を務めていらっしゃるというだけでなく、ご自分でも顧客の対応もプラスでなさっていらっしゃいます。
その際、個人に対する照明プランニングは本業ではないという事で、機器代や工事費とは別に照明プランニングの料金を数十万円で受けるというお話でしたが、逆に言えばその数十万を払う価値のある仕事をしなくてはいけない事だ、と仰っていた事が印象的でした。
実はオフィスKでも照明プランニングをご提供しているのですが、インテリアコーディネートもそうであるように照明プランニングもかなり金額を低めに設定してあります。
というのも、色々な方にプロに頼むインテリアコーディネートの良さだけではなく、照明の良さを知って戴ければと思っているからなのです。
日本では知識やアイデアにお金を払うという事が一般的ではありません。
その為、実はインテリアコーディネーター等の物販ではなくアイデアや知識を提供するプロは、設計料を物販に乗せているのです。アイデアにお金を払って貰えないのは建築系だけではありませんが、特に製品+αで一つのセットになっている為、建築系でそういう事が起こるのだそうです。(他には保険アドバイス等があります。以前色々な保険が選べると謳う保険紹介窓口の会社さんが、実は特定の会社さんの商品を積極的に売っていた(つまりその会社さんからのキックバックが大きかった)というニュースがあったのでご存じの方も多いかと思います)
その結果何が起こるかと言うと、例えば工事業者さんに総額の1割分プラスした請求書を作って貰い、その1割をキックバックして下さいと陰で頼む、という事になるのです。(これはある工務店さんからも聞いていましたが、先週から受けている講座の第一回目に河原先生も仰っていました)
また、本来物品の金額とは別途料金を設定するのが筋ですので、例えばちゃんと1割を別途設計料として頂戴するとしている方だとしても、お勧めした物品の1割を頂戴するというのが一般的な為、他にお手頃で良い製品があっても、お値段が張る別のものをお勧めする事になりがちなので、1割という設定自体が間違っている、という事を私がインテリアコーディネーターを志すきっかけとなった講座で講師をして下さった、一級建築士の資格もお持ちでインテリアコーディネーターでもある、インテリアコーディネーター資格講座の講師の先生が仰っていました。
想像して戴ければお分かりと思いますが、お金は全てではないものの、生活をする為にはお金が必要になるものです。だからこそ、人は仕事をする(それだけが理由では勿論ありませんが)という事があります。ですから、ボランティア以外なら無料のサービス、というのは必ずその背後に別なマネタイズの方法があるのです。
例えば、あるショップでコーディネートを頼むという事は、必ずそのショップにあるものの範囲内から選ばなくてはいけない、という事です。今の世の中には数えきれない程の製品が溢れています。でも、自分が欲しいと思うものはそのほんの一部です。そしてそれは1つのブランドで固められないものだと思います。
そういう事もあり、オフィスKでは、適切な製品をお勧めしつつ、ちゃんとアイデアに見合った金額を頂戴する事で継続的に経営が出来るようにと思い、基本料金、移動時間の拘束分に対する料金そして交通費を別途ご請求させて戴く事としたのです。
ちょっと長くなってしまいました。
オフィスKでは、色々なアイデアを盛り込みつつ、適切そして手頃な料金でそれぞれのお客様に合ったご提案をしていきたいと願っております。
最初のご相談(メールもしくはお電話)は無料です。
少しでも日本に美しい部屋を通して気分の良い生活を送る方が増える事を願って…。
それはありがたい事に有料レベルの内容で無料でしたが、どうしても受けたいものは授業料を支払っても受けたいものです。
という事で、以前より興味のあった照明の講座を受ける事にしました。
実は照明講座に関しては前回のブログにも書いたように、インテリアコーディネーター専用でPanasonicさんが無料で素晴らしい講座を開いています。私もその講座をいくつも受講させて戴いています。シリーズで十数回分あるので、あと何回か受けたい講座が残っているので、タイミングを見て受講したいと思っています。
子供の頃は学校を卒業したら勉強はしなくて良いものだ、と思っていましたが、実際に社会に出ると勉強が必要な事は学生時代よりも多くなる気がします。(というより、学生時代に私が怠けすぎていた、という事もありますが(苦笑))
何はともあれ、学生時代は受け身の勉強だったのが、今の学びは自分が学びたいと思うものなので、楽しさがあります。
閑話休題。
何故この講座に興味を持ったかというと、以前やはり別なところで開催されていた照明講座の先生の説明会をお聞きした事があり、受講をかなり真剣に検討した事があったものの、色々な事情(交通の便と仕事の時間との兼ね合い等々)で断念した事があったのですが、その時の先生が担当下さるという事と、6回に亘る講座が土曜日の午後からで他に習っている講座と重ならない事、そして料金はかなりお手頃なのに4回も実際の照明効果の実習を1対1で指導戴けるという事で受講を決めました。
その講座とはOZONEライティング講座-住宅空間を題材に、照明プランの基礎と実践力を身につける講座-の一つ、「照明プランニング講座」です。
担当下さる河原武儀先生は、色々なところで照明に関する講師を務めていらっしゃるというだけでなく、ご自分でも顧客の対応もプラスでなさっていらっしゃいます。
その際、個人に対する照明プランニングは本業ではないという事で、機器代や工事費とは別に照明プランニングの料金を数十万円で受けるというお話でしたが、逆に言えばその数十万を払う価値のある仕事をしなくてはいけない事だ、と仰っていた事が印象的でした。
実はオフィスKでも照明プランニングをご提供しているのですが、インテリアコーディネートもそうであるように照明プランニングもかなり金額を低めに設定してあります。
というのも、色々な方にプロに頼むインテリアコーディネートの良さだけではなく、照明の良さを知って戴ければと思っているからなのです。
日本では知識やアイデアにお金を払うという事が一般的ではありません。
その為、実はインテリアコーディネーター等の物販ではなくアイデアや知識を提供するプロは、設計料を物販に乗せているのです。アイデアにお金を払って貰えないのは建築系だけではありませんが、特に製品+αで一つのセットになっている為、建築系でそういう事が起こるのだそうです。(他には保険アドバイス等があります。以前色々な保険が選べると謳う保険紹介窓口の会社さんが、実は特定の会社さんの商品を積極的に売っていた(つまりその会社さんからのキックバックが大きかった)というニュースがあったのでご存じの方も多いかと思います)
その結果何が起こるかと言うと、例えば工事業者さんに総額の1割分プラスした請求書を作って貰い、その1割をキックバックして下さいと陰で頼む、という事になるのです。(これはある工務店さんからも聞いていましたが、先週から受けている講座の第一回目に河原先生も仰っていました)
また、本来物品の金額とは別途料金を設定するのが筋ですので、例えばちゃんと1割を別途設計料として頂戴するとしている方だとしても、お勧めした物品の1割を頂戴するというのが一般的な為、他にお手頃で良い製品があっても、お値段が張る別のものをお勧めする事になりがちなので、1割という設定自体が間違っている、という事を私がインテリアコーディネーターを志すきっかけとなった講座で講師をして下さった、一級建築士の資格もお持ちでインテリアコーディネーターでもある、インテリアコーディネーター資格講座の講師の先生が仰っていました。
想像して戴ければお分かりと思いますが、お金は全てではないものの、生活をする為にはお金が必要になるものです。だからこそ、人は仕事をする(それだけが理由では勿論ありませんが)という事があります。ですから、ボランティア以外なら無料のサービス、というのは必ずその背後に別なマネタイズの方法があるのです。
例えば、あるショップでコーディネートを頼むという事は、必ずそのショップにあるものの範囲内から選ばなくてはいけない、という事です。今の世の中には数えきれない程の製品が溢れています。でも、自分が欲しいと思うものはそのほんの一部です。そしてそれは1つのブランドで固められないものだと思います。
そういう事もあり、オフィスKでは、適切な製品をお勧めしつつ、ちゃんとアイデアに見合った金額を頂戴する事で継続的に経営が出来るようにと思い、基本料金、移動時間の拘束分に対する料金そして交通費を別途ご請求させて戴く事としたのです。
ちょっと長くなってしまいました。
オフィスKでは、色々なアイデアを盛り込みつつ、適切そして手頃な料金でそれぞれのお客様に合ったご提案をしていきたいと願っております。
最初のご相談(メールもしくはお電話)は無料です。
少しでも日本に美しい部屋を通して気分の良い生活を送る方が増える事を願って…。
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