2016.02.12ブログ
耐震ラッチ
ブログにも書いていたように、先月から念願のライティング教室に通っています。
その授業が行われるのは、西新宿にある新宿パークタワー。ここにはリビングデザインセンターOZONEも入っていて、この講座もOZONEが開催しているものです。
そのOZONEには色々なメーカーがショップやショールームを出していて、教室の帰りに見て周るのもとても楽しい事なのですが、先日その中にある、ムラコシ精工でとても興味深いお話をお聞きする事が出来ました。
オフィスKでは、インテリアの美しさのみならず、生活動線や暮らし易さ、手入れのし易さと共に地震対策をとても大切に考えており、私自身も新居を自宅兼ショールームとして設える中で地震対策として耐震ラッチを付けた扉を収納に多用しています。
ただ、トイレの上部や洗面所の洗濯機の上部に既存で付いていた収納と、洗面台の三面鏡になっている収納に付けてある扉には耐震ラッチをつけるべきかどうかを悩んでまだ付けずにいました。
というのも、耐震ラッチは大き目なものが殆どであり、それを付けると中のものの出し入れがし難くなるという事もありますし、高いところに設置してあるものの、中に入れてあるのはトイレットペーパーの買い置きや洗濯ネット等の、軽くて落ちても被害が余り無いものばかりだからでした。
ただ、三面鏡の裏の収納には化粧品の瓶等も入れてあるので、磁石がついているから大丈夫なような、でもやはり耐震ラッチを付けた方が安心なような、と気になっていました。
そこで、色々ショールームの方にお聞きしてみたところ、その解答が得られましたので皆さまにもお知らせ致します。
まず、磁石付きのドアの蝶番には、普通開き戸にはついている自動で戻るバネが外してあるのだそうです。これは、磁石自体の力に加えて自動で戻るバネがあると、開きにくくなるからかと思われます。
そして、震度3度程度の小さい地震の際重いものが中に入っていた時、その重みで中身が扉を内側から押した場合、磁石の磁力では耐えられず、扉が開く事があるのだそうですが、却ってそういう小さい地震の震度では、耐震ラッチは効かないのだそうです。
その為、磁石付きドアに耐震ラッチを付けても余り効果が無いのだそうです。
付け加えて、耐震ラッチは絶対の安全(設置する事で扉が絶対開かないという事)を保証するものではない(耐震ラッチの設置の仕方や、中に入れているものの重さ、固定の仕方、扉の素材等の影響でしょうか)との事でした。
耐震ラッチが絶対の安全(設置する事で扉が絶対開かないという事)を保証するものではないというのは、販売サイト等にもいつも書いてあることでしたので知っていたものの、それでも無いよりはずっと安心です。だからこそ最近開き戸収納の扉には付いている事が多いのです。
だとしても、磁石付きの扉に耐震ラッチを付けても万一の時に役に立たない可能性が高いという事を知る事が出来、対策としては磁石付きの扉の中には壊れ物や重い物は入れないという結論に至りました。
皆さまのお宅でも、磁石付きの扉に入れてあるものがありましたら、出来るだけ中のものは軽く壊れにくいものになさることをお勧め致します。
耐震ラッチミニ講座でした。
その授業が行われるのは、西新宿にある新宿パークタワー。ここにはリビングデザインセンターOZONEも入っていて、この講座もOZONEが開催しているものです。
そのOZONEには色々なメーカーがショップやショールームを出していて、教室の帰りに見て周るのもとても楽しい事なのですが、先日その中にある、ムラコシ精工でとても興味深いお話をお聞きする事が出来ました。
オフィスKでは、インテリアの美しさのみならず、生活動線や暮らし易さ、手入れのし易さと共に地震対策をとても大切に考えており、私自身も新居を自宅兼ショールームとして設える中で地震対策として耐震ラッチを付けた扉を収納に多用しています。
ただ、トイレの上部や洗面所の洗濯機の上部に既存で付いていた収納と、洗面台の三面鏡になっている収納に付けてある扉には耐震ラッチをつけるべきかどうかを悩んでまだ付けずにいました。
というのも、耐震ラッチは大き目なものが殆どであり、それを付けると中のものの出し入れがし難くなるという事もありますし、高いところに設置してあるものの、中に入れてあるのはトイレットペーパーの買い置きや洗濯ネット等の、軽くて落ちても被害が余り無いものばかりだからでした。
ただ、三面鏡の裏の収納には化粧品の瓶等も入れてあるので、磁石がついているから大丈夫なような、でもやはり耐震ラッチを付けた方が安心なような、と気になっていました。
そこで、色々ショールームの方にお聞きしてみたところ、その解答が得られましたので皆さまにもお知らせ致します。
まず、磁石付きのドアの蝶番には、普通開き戸にはついている自動で戻るバネが外してあるのだそうです。これは、磁石自体の力に加えて自動で戻るバネがあると、開きにくくなるからかと思われます。
そして、震度3度程度の小さい地震の際重いものが中に入っていた時、その重みで中身が扉を内側から押した場合、磁石の磁力では耐えられず、扉が開く事があるのだそうですが、却ってそういう小さい地震の震度では、耐震ラッチは効かないのだそうです。
その為、磁石付きドアに耐震ラッチを付けても余り効果が無いのだそうです。
付け加えて、耐震ラッチは絶対の安全(設置する事で扉が絶対開かないという事)を保証するものではない(耐震ラッチの設置の仕方や、中に入れているものの重さ、固定の仕方、扉の素材等の影響でしょうか)との事でした。
耐震ラッチが絶対の安全(設置する事で扉が絶対開かないという事)を保証するものではないというのは、販売サイト等にもいつも書いてあることでしたので知っていたものの、それでも無いよりはずっと安心です。だからこそ最近開き戸収納の扉には付いている事が多いのです。
だとしても、磁石付きの扉に耐震ラッチを付けても万一の時に役に立たない可能性が高いという事を知る事が出来、対策としては磁石付きの扉の中には壊れ物や重い物は入れないという結論に至りました。
皆さまのお宅でも、磁石付きの扉に入れてあるものがありましたら、出来るだけ中のものは軽く壊れにくいものになさることをお勧め致します。
耐震ラッチミニ講座でした。
Archive
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月