照明を選ぶ時、殆どの方は照明自体のデザインに注目なさる事と思います。

照明器具のデザイン、そして照明器具の色や大きさはインテリアに大きな影響を与えますし、選ぶのもとても楽しいものです。

そして、照明器具という形を選ぶのもですが、光色を選ぶのもとても大切な事です。

一般的には、蛍光灯を代表とする青白い光:昼光色と、白熱灯を代表とする電球色、そしてその中間の昼白色があります。

それぞれ、色温度の違いが色味の違いとなります。

簡単にまとめますと、

「昼光色」は色温度が約6,500Kの、青みがかった爽やかな光

「昼白色」は色温度が約5,000Kの、太陽光に近い自然な光

「電球色」は色温度が約3,000Kの、暖かみのある光

となるのです。

炎の色も同じですが、温度が高い方が青白っぽく、低い方が黄色に近いという事です。

そんな中に、パナソニックの照明で色温度約3,500Kの「温白色」という色味が発売されました。

電球色と昼白色をほどよくブレンドした色味で、電球色の雰囲気は好きだが明るさがもう少し欲しい、昼白色は明るく感じるが、くつろぎ感がもう少し欲しい、という方にぴったりの新しい中間色になります。

本当なら夏は昼光色で、冬は温かみのある電球色、と調色機能のついた器具を設置して使い分けるのが一番なのですが、私の今の家はマンションの為、天井の懐(天井裏と上階のコンクリートの下までの部分)が10センチあるかないか、という事で調色機能付きのダウンライトが選べず、調光(明るさを変える)のみの機能の器具となったように、物理的に無理という事もあります。

そんな場合、どちらか一つだけしか選べない、という時に一つの選択肢としてバリエーションが増えたのは喜ばしい事だと思います。

オフィスKでは、ライティングを含めたインテリアのご提案も致しております。

”暮らしを・ちょっと・気分よく”したいな、と思った時、お声掛け戴ければ幸いです。