先日の月曜日、祝日で3連休の最終日にふと思い立って、あるマンションのモデルルームを見に行きました。

マンションの設備は1～2年程はある程度どのマンションでも変わらないものですが、たまに違うものが登場しているので、良い勉強にもなります。

今私が住んでいるマンションのモデルルームに伺ったのは、もう2年半程前の事でしたが、その時に他の新築マンションでも採用されていたのが洗面所で言うと三面鏡になる収納や、体重計をしまい込める洗面台の台輪の一部を外したものでした。浴室で言うと扉のフレームの下部の立ち上がりがゴムやシリコンで作ってあって、フラットになったものや、スライディングバーで高さを自由に調節出来るシャワーホルダー。キッチンで言うとシンクの手前がパタンと前に傾けられる薄手の包丁収納や、台輪の部分まで使えるようにしてある引き出し式収納等。

こうやって並べてみて改めて気付くのが、目につく新製品は水回りが多い、という事です。

それは機能性が求められるのが一番多いのが水回りである事と、細かい部品等が多い為工夫の余地があるからかと思います。

さて、先日のモデルルームで見つけたのも、上記のような水回りの設えでしたが、それにプラスして"おぉ!"と感心したのがスライドウォール(スクリーンウォールとも言います)でした。

会社やホテルの宴会場では今までも良く見た事のある、壁があっという間に移動出来る天井吊りでレールに沿って移動するものです。

一般の住宅にもあれば便利なのに、と思っていたら、こちらのモデルルームのマンションでは採用されていました。

最近はスケルトンインフィルという事が望まれ、可変性がマンションにも要求されている為、とても良い事だと思いました。

ちょっとした事でも暮らし良さに繋がる事はまだまだ沢山あるかと思います。

住宅設備の進化を、これからも見守っていきたいと思います。