先日読んだ記事にライフプランから考える住宅購入について書いてあるものがありました。

家には賃貸と購入という2つの住み方がありますが、購入の場合には殆どの方がローンを組むにしろ、一時的に大きな支払い(頭金や諸費用等)があったり、その後も賃貸とは違い、支払いの余裕度や広さへの必要度が変わる度に引っ越しをするという自由度が落ちてしまうという事があります。

ちなみに、広さの必要度が変わった際、例えば子供が巣立って広い家が不要になる時でその家が賃貸に出せる環境の場合、賃貸に出しつつ広さを抑えて利便性の高い都心に住む、という事も出来ますし、支払いの余裕度が変わった場合、余裕がある時には繰り上げ返済、余裕が無い時には銀行と交渉して期間を延ばす事で月額支払い額を減らす等の対応は出来ます。

とは言え、賃貸で引っ越しをする事に比べると、行う事が多い事もありちょっと手間もかかりますね。

という事で、上に書いた"ライフプランから考える住宅購入"という考え方が有効ではないか、と思ったのです。

その記事にもありますが、頭の中で色々考えてみるよりも、実際に自分と家族のライフイベントを並列に書き出す事により、より明確に家族の生活の動きが見えて来るのです。

そして、そうする事で例えば毎月の支払いの適正額が判断出来たり、必要な広さや間取りを検討出来ます。

その結果、無駄に広い家を購入する必要がなくなったり、支払い金額が少なくなったりという事もあり得るのです。

一生にそうそうある事のない住宅の購入。少しでも良い選択が出来ると良いですね。