先週末、実家の鹿児島に戻ってきました。

年に1度は帰省するようにと思っており、その時の一番の楽しみは地元の友人達と再会する事なのですが、今回は2泊3日というちょっとタイトなスケジュールでの帰省だった為、残念ながら会えなかった方もいました。

とは言っても2泊3日でも小中高校時代の友人たちと短大時代の友人たちがまとまって集まってくれるので、普通なら大丈夫なのですが、今回は両親が霧島という温泉で有名な観光地に1泊で連れていく、と言ってくれた為、実質1泊2日というスケジュールで友人たちと会う事になったので、会えない人が出てしまったのでした。

さて、今回の帰省では、到着当日はその霧島にある、とあるホテルに、そして今回は2泊目も鹿児島市内のホテルに宿泊するようにしたので、図らずも2つのホテルの比較をする事になりました。

霧島のホテルはまぁ中級クラスの、でも結婚式場も併設しているので建設当時はちょっとした高級ホテルだったのですが、その後の手入れと言うか保全が余りうまくいっていないような感じでした。窓ガラスは曇りが目立ち、廊下の壁紙は剥がれた跡があり、部屋の壁紙は多分貼った時の糊の跡が表に出てきてしまっているのか、壁紙いの幅に等間隔で縦筋のシミのように天井から床まで変色している部分があったりで、部屋自体は広々としたもので悪くはなかったもののとても残念な感じになってしまいました。

そして部屋もですが内廊下の通路が何とも言えない臭いが染みついており、とても残念に思いました。

さて、翌日に宿泊したのは開業以来鹿児島市内で一番、という評判を保っているホテルでしたが、従業員の方の人数配置や教育の行き届きは元より、建物自体は初日に宿泊したホテルよりも新館でも十数年は古いはずなのに、とても美しく管理されていました。特に、同じようにカーペットを敷き詰めた内廊下は良い香りが漂っていたのがとても印象的でした。

内廊下と言えば、マンションもちょっと高級なところは採用していますし、超高層マンションだと安全性の為もあり内廊下が選ばれていますが、この二つのホテルを図らずも比較する事で、同じ内廊下一つでもこんなに差が出るという事が改めて分かりました

調べてみると、鹿児島市内のホテルは15年程前に全面リニューアル工事を行ったとの事でしたが、改めて建物の管理の大切さを知る旅となりました。

マンションの場合廊下は共用部分なので管理は管理組合が行う事になる為、やはりマンションは管理を買えという事は、こういう事なのかもしれませんね。