先々週から先週のブログにかけて、今通っている建築学科のスクーリングについて書いてきましたが、その中でちょっと触れた新しい素材について今日はちょっと書いてみたいと思います。

スマートフォンなどの表面カバーに多く使われてきた、表面は傷付きにくく薄くても強度が高く曲げにも強い、ガラスに化学強化処理を施して強度を高めた化学強化ガラスが複層ガラスにも使われるようになるのだそうです。

これは他の強化ガラスと比べると歪みが生じにくいという事もありますし、住宅等の窓ガラスに使われるようになったらもっと色々なデザインの窓ガラスが出てきそうです。

何より、強度が強く割れにくいというのは安全の為にもとてもありがたいことです。

また、液晶やタッチパネルと一体になった交流できる窓ガラスというものも出てくるようです。

これが導入されれば、もしかしたら自宅では窓ガラスをスマホやTV代わりに使えるかもしれませんね。

そして、IoT調光ガラスというものも出て来たそうです。

革新的に変化スピードが向上したとの事で、ガラスの色が透明からダークグレーまで変わるスピードが、従来は約20分かかっていたのを、約3分へと短縮できたとの事ですので、それ位の時間で色が変えられるなら実用的ですね。

「競合となるのは、ブラインド。まぶしいと思ってからすぐに色を変えられる操作性が重要になる」とメーカーの方が仰っていますが、ブラインドは清掃性が低いので、もしこの調色ガラスが一般に発売されるようになったら、オフィス等でも引っ張りだこになりそうです。

今日はガラスの新しい素材について書きましたが、それ以外にもグラスウールをしのぐ性能の透明断熱材や自己修復コンクリート、木材と他素材を組み合わせた「ハイブリッド木材」等も続々と出てきています。

住宅にもハイテク素材が使われ、どんどん便利になって来てくれるのを楽しみにしています。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいな、と思った時、オフィスKを思い出して戴けますと幸甚です。