暑い日が続いていますね。

室内にいても熱中症に罹る恐れがある程ですので、くれぐれも気を付けて、水分補給、そして暑さによって奪われてしまう体力の温存の為に、十分な休憩を取って戴ければと思います。

さて、水分や休憩のように、体を元気にする為のものは幾つかありますが、実は普段過ごす部屋のインテリアデザインが、力を与えてくれることがあります。

こちらのブログでも時々取り上げる、住まいに関する総合サイトHouzzに、先日とても素晴らしい記事が掲載されていたのでご紹介したいと思います。

こちらのがんの少女の寝室を居心地よく、美しく。人生をポジティブにするデザインというタイトルの記事、アメリカでのお話なのですが、ガンに罹ってしまった少女が、病気に苦しむ子どもたちに寝室のリフォームをプレゼントしているNPOを紹介して貰った事を機に素晴らしいインテリアに囲まれる事で、その少女だけでなく姉妹や家族も生き生きと人生を送る事が出来るようになった、ということを紹介しています。

以前色の持つ個性についてブログで書いた事がありますが、デザインにも色々な個性があります。

また、その固有の個性だけでなく、それぞれの人にはそれぞれの好みの色やデザインがあるものです。

そうした色やデザインの個性を活かす事、また好みの色やデザインで囲まれる事は、人生を楽しく豊かにしてくれるとオフィスKは考えています。

毎日必ず戻って来る場所である家。ご自宅で闘病をしている難病の患者さんにとっては、殆どの時間を過ごす場でもあります。

私オフィスKは、趣味の一環でカウンセリング教室に10年以上通っているのですが、その指導をして下さる医学博士でもある先生が「物理的な事が原因でのケガや病気以外は全てストレスが原因」と仰っていた事がありました。逆に言えば、その大切な家、部屋を、大好きな場所にする事は、人の心を癒し、楽しくさせ、そういう心の動きは暮らしにも良い影響を与えるのではないか、と思います。

嬉しい事に、寛解(かんかい:病気の症状が、一時的あるいは継続的に軽減した状態)したというこの記事の少女、サラちゃんですが、大好きなお部屋で過ごす事が更に状態を良くする手助けをしてくれるのではないでしょうか。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいな、と思った時、オフィスKを思い出して戴けますと幸甚です。