先日、カンブリア宮殿という番組を見ていたらリノべるというワンストップの住宅リフォーム(リノベーション) を行う会社の社長さんが出演していらっしゃいました。

私が昔勤務していた主にリフォームを扱う工務店で勤務していたまだ年若い同僚達は、家を買うなら中古を買って自分の思う通りのリフォームをしたい、という希望を持っていましたが、今はそれが一般の方にも広がって来ているという事をこの番組を見て改めて感じました。

番組では、何組かのこのリノべるで扱った家に住む方達のご自宅に伺った際のインタビューの様子が映っていました。

その中に、自分の好みに特化したお部屋へのリノベーションを行った女性が登場しました。

その方はカフェのような家に住みたい、と願い、決して広くはないマンションを玄関からすぐにカフェのようなかなり本格的な器具を置いた場所が見えるようにとリノベーションを行っていらっしゃいました。

以前、余りに自分の好みを全面に出したリフォーム/リノベーションを行うと、もし転売するとなると個性が強すぎて難しい事が多い、と私はこちらのブログで書いた事があるのですが、その方のリノベーションはまさにその個性が強すぎるものではありますが、これも以前ブログで書いた事があるように、お施主様が自分でお金を使って、自分で住む家であれば、機能の説明はするものの、お好みを尊重して差し上げる事が大切(満足感が高まる)という事を考えると、いつか売るかも、いつか貸すかも、という事を下手に考えて自分の好きな空間に住む喜びを放棄してしまうよりは、思い切って夢を実現してみるのも良いのかも、と思いました。

もし十何年か経って売る事になったとして、その方の好みとぴったり合う人が見つかる確率は少ない(カフェの流行りが今のように続いているとは限らない、という事があります)かもしれませんが、それでもそれまでに過ごした時間の満足度を考えれば、十二分に納得出来るのではないかと思ったのです。

特に好みが無い、という方でも、好きな色があったり何らかの方向性はあるものだと思います。

自分の好きなものに囲まれる生活は、QoL(Quality of Life:生活の質)が上がり、幸せなものです。

オフィスKでは、お客様のお好み、ご希望をまずお伺いするという事を大切にしております。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいな、と思った時、オフィスKを思い出して戴けますと幸甚です。