こんばんは。
首都圏では桜が満開になりましたが、気温がとても低くなり、お花見をするのもちょっと辛い感じですね。
それでも薄いピンクがかった美しい桜を見られるのは嬉しい事です。

さて、今日は部屋の形と窓の位置について書いていきたいと思います。
基本的には正方形よりも長方形の方が家具の配置等がし易いという事があります。
正方形でも良いのですが、基本的には居室(人が長時間を過ごす部屋)には窓が床面積の1/7以上ある事が必要という事もあり、例えばほぼ同じ面積である4メートル四方の正方形の部屋と3メートル*5.3メートル強の長方形のお部屋があるとすると、約2.286平米の窓が必要になるのですが、掃き出し窓(床まである窓)ではなく腰窓(大体腰高位の位置からの窓)だとすると高さが1メートルの窓だとすると幅が2.286メートル必要になるのです。

さて、面積が同じと書きましたが、辺の長さはどうでしょうか。
4メートル四方だと4*4=16メートルの壁がありますが、3メートル*5.3メートルの長方形のお部屋だと16.6メートル強の壁が出来る事になります。
部屋には入り口も必要ですし、0.6メートルの壁幅の大きさは家具を置くにも大きな差が出て来るのです。

少しでも壁幅を取りたい、という時には縦長の腰窓を作るという事も出来ますが、選択肢が狭まってしまいます。
また、ハイサイドライト(天井に近い位置に横長の窓を取る)というアイデアもありますが、家具を置く場合耐震の為には横なり床なりで造作家具等の固定を行う事が必要となります。

新築マンション等で色々なパターンの部屋の間取りから選ぶ事がある時は、上記のような事も考えて選んでみるのも良いかと思います。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいな、と思った時、オフィスKを思い出して戴けますと幸甚です。