ようやく暑い夏と8月が終わります。
雨続きという事もあり7月まではそんなに暑くなかったのが、8月に入ってからは灼熱の暑さ。
そして8月の末にはまた集中豪雨…。
気候の変動に左右される日が続きました。

さて、そんな2019年ですが、インテリアの世界での今年前半のトレンドの中では6つの特徴がありました。(houzzの記事からお借りしています)

1. 温かみのある赤、雰囲気のあるジュエルトーン、アースカラーのベージュ
2. ミニマルよりもマキシマム
3. 過去のデザインをヒントに
4. 自然を取り込む
5. ハイテクで快適に
6.サステナビリティがトレンドに

1. に取り上げたのは以前このブログでも取り上げていた、白一色からダークカラーが戻って来たという事と繋がります。

4. 自然を取り込むという事で言えば、チェルシー・フラワー・ショーで注目を集めた、キャサリン妃もデザインに参加した庭は名前も”自然回帰の庭”。
ちなみに、今回のブログを飾る写真はその庭のものです。

6.サステナビリティ(持続可能性)という事で言えば、海草で作られた椅子(!)も展示されたとか。

2. ミニマルよりもマキシマムにも繋がるのですが、3. 過去のデザインをヒントに、という事で、ヴィンテージやレトロなテイストを新たな素材や形で表現したアイテムが取り上げられ、例えばアールヌーボー、メゾン・エ・オブジェでは1920年代のアール・デコ、ミラノサローネを席巻していたのはバウハウス、そしてマキシマリズムを語るなら、外せないのが80年代風で、ミラノサローネ、ストックホルム国際家具見本市、スペインのCasa Decorなど錚々たるフェアで取り上げられていたとか。

私は若い頃に高級婦人服のマヌカンをしていた事があり、ファッショントレンドは繰り返す(ミニが流行るとロングが流行り、また少し違った形でミニが十数年後に流行る、など)という事を実感していたのですが、インテリアの世界でもそれは同じです。

トレンドは目に新しくチャーミングですが、それがいつの間にか陳腐化し、そして捨て去っていた昔の流行りが目に新しく映る。

私、オフィスKのSOHOである自宅は、5年前に越して来たマンションにありますが、その時は北欧全盛期。白をベースとしたシンプルな形のものがとてもチャーミングでした。
流行り廃りに流されるのは余りお勧め出来ないのですが、私自身は実は昔はロココやアールヌーヴォーが大好きで、曲線で彩られたもの達に心奪われていました。
今でも、その美しさは大好きですが、でも実際にその中で生活出来るか、と自問自答した時、お手伝いさんをお願い出来る余裕があるならともかく、これも以前書いたハウスダストアレルギーを持つ私には掃除が楽であるという事が命題、という事もあり、その時の流行りが丁度ミニマリズム、シンプル、という事で数多く出ていた事も手伝い結果として白を基調としたシンプルなインテリアになりました。

とは言うものの、チャーミングなものが大好きですので、ミニマリストにはなれず…(この事も以前からブログに書いていますが、だからこそ物を捨てられない、という整理整頓カウンセリングのお客様のお気持ちが痛いほど分かります…‼)

何はともあれ、すぐすぐ変える事がなかなか出来ないインテリア。十分に吟味した上で取り入れたいものです。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。