2020年の1月も後半になって来ました。
オリンピックはまだまだ先と思っていたのに、あと数か月で開幕です。
光陰矢の如しと言いますが、本当にそうだと実感する事しきりです。

そんな中、新国立競技場がメディアに公開されてニュースに取り上げられる事が増えました。
今年3月に卒業する建築学科の最後の授業であり最後のスクーリングは、新国立競技場のある近隣の建物探訪が最後の日にありました。
担当の先生が設計したという個人の戸建て(でもショップもあるというユニークな建物です)の見学から始まり、有名建築家の先生の設計した商業ビル等を見ていき、最後は新国立競技場を見に行きました。
設計に木を使うのを得意とする隈研吾さんなので、新国立競技場も木がふんだんに使われています。
ただ、本当に残念な事に施工が少し粗い感じで、均一に並べられれば美しく収まるはずなのに、ちょっとばらけた感じに並べられていてそれが残念でした…。

一度建築されると何十年も使われる公共建築。今回は選ばれた後に問題が起こり十分な時間が無い中での建築作業だったという事があるのでしょうが、大通りから見える場所だけでも、機会があれば修復して貰えればと思うことしきりです。

建物は、色々な人が協力して出来上がるものです。建築士は作曲家兼オーケストラの指揮者のような感じだと思います。
皆が協力し、力を合わせて一つの建物を作り出す。それが小さな建物だったとしても、出来上がったものは尊い、と思います。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。