まだまだコロナ禍が収まらない昨今、今週末も外出を控えるようにとアナウンスがありました。
折角のお休み、家の中でじっと過ごしてばかりではつまらない、と思う方も多いかもしれません。
でも、以前も書きましたが、そういう時にこそ家の設えや過ごし方を見直してみる良いチャンスになります。

三菱地所が箱の間と名付けた、家の中に置く”箱”のような部屋を発売しています。アイキャッチの写真にもあるように2017年のグッドデザイン賞を受賞したというだけあり、シンプルでとても美しい”箱”です。
”「今」の暮らしにあわせて間取りを着替える。”というキャッチフレーズがホームページにあるように、部屋の中に箱の形をした部屋を置く事で、その時折々に合うような間取を作り替える事が出来るのが何よりの利点です。

大きな空間を箱の間で仕切るのもですが、押し入れのように小さい空間に篭るのが好きという方には自分一人の秘密基地のような使い方も出来ると思います。

アイデアしだいで、いろんな「居場所」を作ることのできるツールとして、リフォームでは大掛かり過ぎるという時にぴったりではないでしょうか。

2つのタイプがあり、棚が沢山設置できるタイプと可動式の机があるタイプがありますが、オフィスKのお勧めは可動式の机があるタイプです。
言ってしまえば、奥行のある棚は固定でどこかにしっかりと作った方が使い勝手が良いのです。
リビングかもしれませんし、寝室の一角かもしれません。
ものは使う場所に仕舞うことを以前よりお勧めしているのですが、そうそう使う場所が変わるという事はありません。
でも例えば机のある”箱”であれば、ある時はリビングに置いた方が良い事があり、また大き目の子供部屋を区切る為に子供部屋に置いた方が良い事もあるでしょう。いくら大き目とは言っても机を置く場所をしっかり取るのは難しい事も多いものです。そんな時、壁にもなりつつ片方だけでも机があるのは省スペースになります。
子供達が巣立った後は、奥様の家事室になるかもですし、旦那様の書斎になるかもしれません。そしてそれは子供部屋でなくリビングに置いた方が使い勝手が良いかもしれません。

そういう工夫が出来るのは、やはり机と箱の組み合わせだと思うのです。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。