今日のブログは懺悔のようなものになります。
先日、卒業出来たので今年こそ二級建築士の試験が受験出来る、と書いていたのに、その手続きをする中で必修単位が2単位(1教科)足りず、受験資格がない、と大学から連絡が来てしまいました…。

私が元々この大学に入ったのは、二級建築士の試験を受ける為の資格が建築系の大学卒業という事からでした。
ですから、受験するつもりのない一級建築士受験に必要な科目を一部取らずに、その他の建築科目で卒業に必要な単位を取りました。
普通建築系の大学に入る方は一級建築士を目指して入るのでしょうが、私は鉄筋コンクリート造等に殆ど興味が無く、木が好きで大きな建物の設計をする事を考えた事もありません。
それでも建築士の資格が欲しかったのは、リノベーション工事で避けて通れない壁を抜くという事の指示が、せめて二級建築士でなくては出来ないからでした。

建築士が在籍する工務店さんと組んで仕事をすれば済む事なのですが、不動産や建築の世界は女性というだけでハンデがまだまだあります。
そんな時に、せめて資格を持っていれば、少なくとも話を聞いて貰えるだろうと思った事も大きな理由でした。

でも残念ながら、今年は受験できません。一旦卒業してしまった為、再度科目等履修生という立場になるべくまた入学する事になります。
大学のお電話をくださった方には、私のような間抜けな学生さんはいないと思いますが、注意喚起をしてあげて下さい、とお伝えしました。

一つ足りなくても出来ない事があります。今のコロナ禍の為に中国の工場が稼働出来ず、一部の部品が入って来ないという事で、先日お伺いしたLIXILの新製品のシステムキッチンは発売を延期する事になった、とお聞きしました。
今年はそういう小さい事でも大切、という事を嫌という程知った年になりました。
お客様のご依頼を受け、お客様が望む、そして出来ればその期待を超えるご提案をする為には小さな一つでも漏らす事は出来ません。それを改めて知った感じです。

とにかく、目的の為に先に進んで行こうと思います。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。