外出を控えるようになって、家での生活時間が長くなりました。
こういう時には、今まで気になりつつも時間が取れずに出来なかった整理整頓や清掃を行う事で、気分がリフレッシュできます。
最初は面倒ですが、どんどん気分が乗ってきて、完了した時には部屋だけでなく気持ちもすっきりします。
かなりお勧めですので是非一度お試し下さい。

さて、今日お知らせするのは微生物が作り出す疑似コンクリートができた、というお話です。

シアノバクテリアという名前の微生物が作り出す骨材を主体にしたコンクリートのような材料は、生物のごとく増殖する、と米コロラド大学ボルダー校の研究チームが2020年1月に研究論文を発表したそうです。

「光合成を行う水生微生物の一種だ。植物と同じように光のエネルギーを吸収し、二酸化炭素を取り込んで炭酸カルシウムを生成する」との事で、繁殖や自己修復といった生物のような機能を備えた材料開発に成功したというニュースを読み、これで経年劣化したコンクリートの建築物は今まで壊して捨てるだけだったのが、再生する事が可能になるのでは、とわくわくしました。

今のところ、ある一定の手続きを踏む事で一般的なポルトランドセメントを使ったモルタルと同程度の圧縮強度を発揮するようになるとの事ですので、粗骨材(砂利)を含んだコンクリート程の強度はまだ出ないのでしょうが、今後の研究によっては完成時は一旦増殖を止め、欠損や劣化した時には増殖を進める、というようなコントロールが可能になってサスティナブルなコンクリート建造物が出来る可能性もあります。

このような素晴らしい発明や開発で、世界がより良くなっていけば良いな、と思います。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。