豪雨の被害だけでなく、流行り病の患者さん数の増加のニュースもあって気持ちが落ち着かない日が続いています。
でも、そういう時でも被災地に募金をしたり、小さな事でも自分で出来る事をして気持ちを強く持つのが大切だと改めて思っています。

最近は、余り遠くに出掛けるのが難しい事が多いのですが、そうなると近所の同じような所ばかりに出掛ける事が殆どになってしまいます。
何か近くで違ったところはないかしら?と考えて、隣の海老名市の駅近くに住宅展示場があるのを思い出し、出掛けてみました。

こんな時節のせいか、可哀想な事に、どのモデルハウスも殆どお客様がいらっしゃらず密の心配が殆ど無いのを幸い、ある木材を使った建築のプロであるハウスメーカーさんのモデルハウスにお伺いする事としました。
ちなみに、今回のアイキャッチ画像はそのハウスメーカーさんのモデルハウスのものです。

インテリアコーディネーターをしていて、勉強をさせて戴ければ、とお願いしたところ、気持ちよくご案内戴けて本当にありがたく思いました。

以前今の家を買う前に、注文住宅を考えており、その時に木の家が大好きという事でこのメーカーさんと、もう一つやはり木の家に特化したハウスメーカーさんの二つのモデルハウスにお伺いした事がありました。
両方とも魅力的だったのですが、今回伺ったハウスメーカーさんは重量木骨と呼んだ方が良いと思う、積層の木を使って壁のような柱で躯体を支えるという事で、開口部を広く出来るのに耐震性もある、という木造とは思えない家づくりが出来るという事で、ちょうどその頃大きな催事があった時にもお伺いした事があった程に、とても興味を持っているメーカーさんでした。

さて、今回お伺いした際には、その頃にはなかった何か新しいものがあれば、と思っていたのですが、4年前に建て替えたモデルハウスという事で、機器等は特に最新ではないとの事でしたけれど、以前お伺いした時には気付かなかった幾つかの事があり、とても良い学びとなりました。
まず一つが、垂れ壁という、部屋と廊下の間にある扉の上に、天井から下がった壁がこちらのメーカーさんには無いという事です。
天井高は2400㎜が基本との事ですが、この垂れ壁が無いという事でとても解放感があり、広く見えました。
窓もハイサッシュで、やはり解放感があり、そのハイサッシュが基本との事で追加料金を払う事なく高さのある窓を導入出来るという事でした。
元々他の有名ハウスメーカーさんがそうであるように、そのメーカーさんも坪単価が結構高いのですが、思っていたよりもずっとお手頃なパッケージもあり、真四角な総二階のパッケージであれば30坪程でも2100万円で出来るという事で、勝手に高いものだと思い込んでいた為お話をお聞きしてびっくりしました。

勿論、外構やガス水道の敷地への引き込みなどは別料金ですが、それは大体どこのメーカーさんでも同じです。

30年外壁の保証もある等、以前お伺いした時には気付かなかったような素晴らしいシステムもある事が分かり、改めて良いメーカーさんだと思ったことでした。

また、以前ブログにも書いた挽き板の床材をモデルハウスでは主に使っており、それは床暖房を導入する為である事と、無垢にも負けない質感がある、という事から挽き板を使っているとの事でした。
セミナーにお伺いしたメーカーさんの製品も使っているとのお話もお聞き出来ました。

注文住宅を建てる事は今後そうそうある事ではないと思うのですが、魅力的な建物を見せて戴き、お話を聞けるのは本当に楽しい事だと改めて思いました。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。