なかなか梅雨が明けず、蒸し暑い日が続いています。
豪雨のニュースもまた聞こえて来ます。
早く梅雨が明けてくれる事を心より祈るばかりです。

さて、先日読んだ賃貸の傾向で興味深いものがあったのでお知らせしたいと思います。

部屋探しをする時に、色々な条件があると思うのですが、最近は収納の充実を求める方が増えているようです。
部屋の広さよりも収納が大切、という事かと思うのですが、「7畳＋大型ウォークインクローゼット」と「8畳＋通常クローゼット」では、「7畳＋大型ウォークインクローゼット」を希望する方がが71.8%と圧倒的な結果だったとの事。
実は、オフィスKでは以前より耐震性の確保及び清掃性の向上の為に、隠す収納をお勧めしているのですが、その隠す収納でも特に床から天井までの大きな収納を適所に作る(造作する)事をお勧めしているので、今回のこの結果はちょっと嬉しくなりました。

8畳の広さと7畳の広さではたった1畳の違いですが、一般的には少しでも広い方を望む方が多いものです。
ただ、その1畳が部屋ではなく大型のウォークインクローゼットとして存在する7畳だとすると、ワンルームの場合は特に部屋の使い勝手がとても向上するのです。

人が集まるリビングには荷物も集まって来るのは自然な事なのですが、ワンルームの場合はその部屋がリビングでもあり、ダイニングでもあり、そして寝室でもある為、大型のウォークインクローゼットに物を包括的にしまう事が出来れば目の前の空間をすっきりと広く使う事が可能になるのです。

それに加えて下部が大型テーブルもしくはテーブルとソファになっているロフトベッド等を使えば、例え7畳のワンルームであったとしても、広々と部屋を使えます。
ロフトベッドではないのですが、今回の写真で紹介しているのはパリにある33㎡の部屋をリノベーションしたものです。
東京も地価が高く狭い部屋が多いものですが、パリやロンドンも状況は同じです。そんな中でも気持ちよく過ごす為にリノベをして、こんな素敵な空間を作り上げているのはとても勉強になります。

心豊かに過ごす為には、生活の場が整っている事はとても大切です。
そういう意味でも十分な収納はとても大切になります。その事に多くの方が気付き始めたように思い、とても嬉しく思いました。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。