2021.04.30ブログ
収納スペース率
Office K [オフィスK] - Houzzページでの写真はこちら - Houzz
もう4月も終わりますね。ゴールデンウィークの真っただ中、普段出来ない事をしてみようと思います。
さて、その普段出来ない事の中で建築学科の課題の一つでやろうと思ってやったのが、オフィスKのSOHOである自宅マンションの収納率を計算する事でした。
私オフィスKが唯一S(私が通った通信制の大学の成績の最上位で、Aの上で80点以上を取った時に取れる成績)を取ったのがインテリア学というものでした。
インテリアコーディネーターとして活動しているので当然と言えば当然ですが、この授業の課題で一番ありがたかったのが、持っているツール(お客様にご提案する時に使う3Dモデルが作れるソフトウェア)を利用する事が出来たこと、課題の内容が自宅をインテリアコーディネートするように、今の状況を自分で好きに変えられるとしたら、というものだった為、今のマンションに引っ越す時に一生懸命考えてコーディネートしていたので、それをそのまま課題の提案として出すという事で、その時に使用したものを使い、他の科目の提出物よりもずっと楽に、早く作成出来たのに、成績が一番良かったという事で、プラスで用意した素材が上に書いたソフトウェアでのデータだけという本当にありがたい科目でした。
その時は図面に反映させるのは間取と家具だけでしたので、造作家具で後から作ったものはもう収納として作画せず、置き家具として作っていたのですが、私が使っているソフトでは物置やクローゼット等の名称の部屋として作成しないと収納率の計算に反映されない為、平面図をいじって収納率として計算されるように部屋にするように作業したのです。
でも、それもそこまでの手間が掛からなかったのでもっと前にしておけば良かったかな、と思った程です(笑)
さて、その結果、オフィスKのSOHOである自宅マンションの収納スペース率が15%を超える事が分かりました。
収納スペース率というのは、床から天井まで全てが収納場所であるものをカウントするので、例えば十分な収納量があるはずの造作の食器棚や、その食器棚と面一(面が一列に並ぶようにするという意味です)で同時に造作した冷蔵庫上の吊戸棚や、キッチン下の収納、トイレや洗濯機上の吊戸棚の収納は計算に入っていません。
また、それらは造作したとしても、住宅設備という事で家具と似た扱いになるのでソフトウェアでは収納率の計算には入れない形になります。(無理やり入れようと思えば力技で出来るのですが、床から天井までの収納という訳ではありませんでしたので、そこまではしませんでした…)
ですから、それらを床から天井までに換算して入れるともっと収納率は上がるはずなのですが、まぁそれはそれとして、15%という収納率へのソフトウェアの収納スペース率としてのコメントが、「優秀:収納スペース13%以上」「非常に優秀な収納面積です。それぞれの部屋が狭く感じても、収納が多いことで実質的に部屋の広さも感じられ、ゆとりの生活ができるでしょう。不意のお客様の対応も即座に行え、社会運も向上します。いろいろなものも保管でき財運も向上するでしょう。またお掃除もしやすく、健康面でもプラスになります。」というものでした。
通常10%は欲しいと言われている収納率ですが、このソフトウェアでは13%以上を優秀としているのだと初めて知りました。
実は今まで色々なお客様のお宅のインテリアコーディネートや整理整頓カウンセリング©でこのソフトを使って図面を作った時に収納率を見てみたのですが、通常10%を切る事が殆どで、13%以上という診断が出た事がなかったので、知らなかったのです。
引っ越して来る前、そのままでは絶対に持っている荷物に対して収納場所が足りない事は分かっていました。部屋はそれまで住んでいたマンションより2平米以上狭くなる上に、1部屋を納戸として使っていたのに、今のマンションは前のマンションと同じ3LDKだったものをリビングに接した洋室をスライドドアを外して潰し、リビング拡張した為2LDKになっており、主寝室以外にある一部屋が、前のマンションではお客様が泊まりに来た時に使って貰っていた和室でも無く、5畳ちょっとの洋室、それも角に大きな柱が張り出していて、その中心をもって計算しての5畳ちょっとなので、もしかすると5畳を切るかもしれない、という事で、このままでは大変な事に、と思って必死で荷物整理と共に収納場所の確保に頭を使ったのです。
でも、その時に色々あぁでもない、こうでもない、と考えたお蔭で、お客様にご提案する時の選択肢も増え、やはり人間塞翁が馬だな、と思うばかりです。
そして、新築マンションなのに色々手を入れたので、課題で求められた元の状態の不満点を改善した、と課題で提出してSが貰える状態に出来、尚且つ耐震性を求めた事もあり耐震ラッチや折り戸の扉を付けた為、清掃性も高く、本当に良い事尽くしでした。
唯一の欠点は、新居購入と引っ越しでお金が飛んでいく中、結構な金額を造作等の為に支払うという事でちょっと四苦八苦した、という事位です(笑)
でも、最初で頑張ったお蔭で、本当に満足出来る家となりました。という事で、オフィスKのSOHOである自宅マンションは、インテリアコーディネートのショーケースでもあり、整理整頓カウンセリング©のショーケースともなっております。
普段はお客様のお宅にお伺いする為、お越し戴く事は無いのですが、お写真でご案内したり、知り合いの方が遊びにいらした時、期せずして整理整頓カウンセリング©のご案内にもなっています。
ちなみに、こちらのアイキャッチ画像はリビングに造作した壁面収納の写真です。
途中でも造作は可能ですが、荷物が入ってしまって生活をしている中で工事をするのはちょっと大変な事も多いです。ですから、可能であれば新築だったとしても、入居前に造作工事をする事をお勧めしている次第です。
ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。
厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。
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