あっという間に8月も終わりに近づいて来ました。
酷暑と言われる程の暑い中でオリンピックが行われ、台風の影響で急に涼しくなり、そしてまた暑い中パラリンピックが行われています。
涼しい風と大雨を運んで来た台風もですが、最近の〇〇年に1度と言われる大雨や、来ると言われている大地震の事を考える時に、よくオフィスKは仮設住宅の事を考えます。
生活の基盤である住宅が失われてしまった時、今は仮の住まいとしてまずは学校の体育館等で避難し、元の家に戻れない場合はその後仮設住宅が建てられてそこに住むという事が行われています。
でも、この仮設住宅だと機動性が無く、サスティナブルでも無いと思うのです。
ですから、最近日本でも人気の出て来たキャンピングカー等を利用するのが良いのでは(大家族では難しいでしょうが…)と思ったりもしていたのですけれど、先日なかなか良さそうなものを見つけましたのでご紹介します。

MOBILE SPACEという簡単に移動が出来るという建物です。
通常の家の建て方でも、工場で作ったものを現地で組み立てるという方法で工事期間をかなり短縮できるものもあるのですが、こちらの製品は一旦設置した後にも追加が出来たり撤去出来たりが簡単である、という点が優れていると思います。
販売しているだけでなく、レンタルや、中古のものもあるとか。

ホームページの資料によると、設計の自由性が低いという点はマイナスのようですが、施工がスピーディなだけでなく、移動も増減築も撤去も簡単であり、レンタルでまず始めてみる事も出来るという事でビジネスにも使い易いように思います。
給排水等のインフラ、ユーティリティもセットになっているのもポイントが高いと思っています。
耐震性も高い上に、何よりリユースが可能という点が、これからの時代にとても合っていると感じた次第です。

実際に使っている方の感想を知りたいところですが、既にショールーム建て替え中の仮店舗、期間限定のイベント施設、緊急時の医療施設、販売中のみ活躍する住宅販売事務所、耐震改修工事などの仮設校舎・園舎、建て替え工事中の仮店舗、駅前再開発時のバス停、必要な時だけ使う建設現場宿舎、そしてオフィスKが思っていた災害時の応急仮設住宅等多くの現場で導入されているとの事なので、有用性は高いのかと思います。

大上段に構えるつもりは無いものの、普段の生活の事も大切ですが、いざという時の事も考えた仕様をこれからは取り込んでいかなくてはいけないと考えます。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。