3月もあっという間に三分の一が過ぎました。日時の過ぎる速さにびっくりしているオフィスKです。年を重ねると同じ1日でも今迄の生きて来た日数が分母になると、その割合がどんどん少なくなるか、とも言われていますが、実感することしきりです(苦笑)

さて、先週のブログですごい畳という、本当に芸術作品のようなすごい畳をご紹介したのですが、今回のブログでも同じく畳のことを書いてみたいと思います。

でも、今回は作り方のお話しではありません。敷き方、のお話しです。
多分今は和室が少なくなってきているのでご存じない方も多いかと思いますが、畳には敷き方のルールがあります。
そのルールをとても分かり易く説明しているサイトを見つけましたのでご紹介致します。
榊原畳店という、愛知県の畳屋さんのサイトです。
二代目さんと三代目さんが頑張っていらっしゃるようで、本当に素敵な事だと思います。
今は大量生産の工場で作業するような大手の業者さんが殆どになってきている中、こうやって代々続けている業者さんが頑張っているのは本当に心強いです。

さて、タイトルに書いた畳の敷き方ですが、実は私が知っていたのは不祝儀敷という敷き方があるという事だけでした。葬儀等の不祝儀の時に、畳の四つ角を突き合わせるような敷き方です。これはある程度の年齢の建築士の先生でもご存じなかったこともある程なので、畳の間の少なくなった今は本当に知っている方が少ないのではないかと思います。
それ以外の、通常の敷き方が祝儀敷です。そして今回榊原畳店さんのサイトで知ったのが、茶室の時に敷く敷き方と似ているけれど右回りと左回りの違いで切腹の時に敷く敷き方がある、という事でした。
こうやって、日本の伝統的な風習等も知る事もとても大切なことかと思います。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。