12月に入り、寒さが厳しくなって来ました。やはり師走は寒くなるものだ、と実感しています。

ジーンズ等のデニム生地の洋服は、その堅牢性もあり一年中活躍するものですけれど、やはり今のような冬の寒い時期の方が着易いですね。
そんなデニムを作る時に出る端材から、壁に塗る塗料が出来たというニュースを知ったのでお知らせです。

日本国内では、工場から排出される洋服製造時の端材が、年間に約45000tにもなるそうです。この排出されるデニムの端材を粉砕し、左官材へアップサイクルしたのがその名も『NURU DENIM』です。

実は企業が排出するごみは、家庭から出る無料で回収して貰える家庭ごみとは異なり、産業廃棄物という扱いになります。廃棄するにもお金も掛かります。そういうコストの代わりに、再生させる為に費用を掛ける方が幸せですね。
また『NURU DENIM』は接着剤を使用していない事もあり、古くなったら水をかけ再度練り直すと、また左官材としてよみがえるのだそうです。排出される端材⇒アップサイクル⇒リユースというきれいな循環が可能な製品というのも素晴らしいですね。

何より、質感と色味(3色展開との事です)がとても素敵な塗装材というのが素敵だと思うのです。

無理してリサイクルするのではなく、良い循環が出来る、こういう取り組みがもっと増えていけば良いなと思います。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。