耐震性についてこのブログで時折書いて来ましたが、今週は本当に悲しくなるような大きな被害を引き起こした地震がトルコとシリアで起こってしまいました…。

テレビに映る街はがれきの山と化していて、その中からどうにか救助された方々の姿が映し出されています…。
まだへその緒のついたままの赤ちゃんが救出されて、今は無事に病院で手当てを受けている、というニュースを見た時にはほっとすると同時にお母さんは大丈夫だろうか…と心配になりました。

オフィスKが普段ブログでお勧めして書いているのは、室内での地震対策が殆どです。
でも、建物自体が壊れるようではどうしようもない、と改めて思い知りました…。

戸建ては最低でも耐震等級3(震度6強〜7の大地震が起きても軽い補修程度で住み続けられるレベルで、消防署や警察署など防災施設に多い等級)をクリアしたものにすべきですし、既存の建物であれば耐震補強工事を可能な限り早く行う事が大事だと思います。
先日よりこのブログで書いているオフィスKの元自宅の戸建ては鉄骨造りなので強度はありますが、どうしてもその形状(デザイナーズ住宅で光を出来るだけ取り込めるように上から見たらコの字型になっている)上、どうしても横揺れには弱いという事があります。形状自体を変更する事はほぼ不可能(建蔽率、容積率がギリギリで凹んだ部分を塞ぐように壁を作れない)なのが困りますが、1階のテラスに雨が入らないよう簡易な屋根が架けられるようにその凹みの弱い部分を補強するように太い梁が渡してあるのがせめてもの救いかと思います。
耐震性を高められるだけでなく、施工費も押えられる事から、建て直しをする時には凸凹のない形状にしたい、と考えているところです。

今日は今週起こってしまった地震と地震への備えについて書いてみました。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。