いよいよ明日からゴールデンウイークが始まりますね。
お天気が崩れるという予報もありましたが、首都圏では明日もどうにかお天気が持ちそうでほっとしています。
折角の長いお休み、普段出来ない事を済ませたり、お出掛けしたりするのにもお天気が良い方が嬉しいですから、有難い事だな、と思います。

さて、今日はちょっとインテリアとは異なる事についてのお話です。

先般閉店なさった有名なフレンチレストランのオテル・ドゥ・ミクニのオーナーシェフである、三国シェフの本を拝読したのですが、シェフの矜持を感じる素晴らしい言葉と家庭でも気軽にフレンチを作って楽しんで欲しいというお気持ちが伝わって来る内容に溢れた本当に素敵な本でした。

その中で特に私オフィスKが感銘を受けたのが、道具に関しての事でした。
例えば、フライパンは本格的フレンチでは鉄や銅製の昔ながらの本格的なものを使うと思い込んでいたのですが、テフロン加工のものもお使いという事や、鉄製の鍋でも最近流行りのキャンプで人気のスキレットを、ニトリのものを愛用なさっている、と書いていらした事に本当にびっくりしました。

弘法筆を選ばずと言いますが、この場合はその機能が必要十分である事から、新しいものをどんどん取り入れていらっしゃる、という事なのかと思いました。
でも、例えば一流フレンチのシェフが、あちこちに店舗があるお店で普通に売っているものを愛用なさる、という事は私にとって本当に衝撃でした。
とは言え、よくよく考えてみると、私オフィスKがお客さまにご提案している事にも繋がっているのかな、とも思いました。

というのも、高くて良いのは当たり前、と考えており、お値頃でそれこそお値段以上、というものをお勧めするように心掛けている事から、それが必要十分であれば、例えば100円ショップのものもお勧めする事があるのです。
勿論、それが例えばデザインや品質を満たさないものであればお勧めする事はありません。十分に機能的であり、デザインも他を邪魔しないものやアクセントとして使えるものは、自信をもってお勧めしています。

三国シェフの選択にびっくりしつつも、何だか今迄のオフィスKの選択肢を後押しして下さったような気持ちになり、ちょっと感動して、今回こうやってご紹介したくブログを書いてみました。

ちなみに、三国シェフはオテル・ドゥ・ミクニは閉店なさったものの、もっとお客さまとの距離の近いお店を今度はオープンなさるというお話もありました。
きっと予約が取れないお店にまたなられるのだろうな、と思いますが、オテル・ドゥ・ミクニにお伺いする機会が無かった分を取り返すように、一度はお邪魔してみたいな、と思っているところです。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。