今週は30度を超える日があるかと思えば12度前後の日もあったりで、寒暖差の激しい一週間でしたね。
同じ音で違う意味を持つ同音異語というものがあるのですが、寒暖と歓談も同音異義語の一つです。ちょっとダジャレっぽいのですが、昨日お伺いしたIBMF(International Building Materials Forum;一般社団法人 国際建材・設備産業協会)のイベントとその後の懇親会の歓談が本当に意義深く楽しかったという事で、今日はそのお話について書かせて戴きたく思います。

まず、お昼過ぎに集合して散策した江戸東京たてもの園ですが、以前より前川國男邸が移築されているという事で興味があり、今回初めてお伺いする事が叶い本当に嬉しく思いました。モダニズム建築の旗手として、第二次世界大戦後の日本建築界をリードした前川國男が自邸として建てたこの邸宅は、形状がシンメトリーであり、大変シンプルな中に細やかな設えが施されています。決して贅沢な素材を使っている訳ではないものの、雰囲気があり大変魅力的で、写真で見ていたそれより実際の外観、そして室内は本当に見ごたえがありました。

三井家の総領であった三井八郎右衞門邸は流石の豪奢さで、まるでお城のような設えでしたし、総理大臣を務めた高橋是清邸も素晴らしいもので、これも移築され、一般開放されたお蔭でこうやって訪れる事が出来るというのは本当に素晴らしい事だと思いました。

一般の方の家でも、大変特長のある素晴らしい建物も沢山移築されていて、とても時間が足りない程でしたので、今度改めて朝からお伺いしたいと思っています。

さて、その素晴らしい建物訪問の後に、懇親会が行われました。このイベントを主催して下さったハウディの社長も務めていらっしゃるIBMFの代表の鮫島さまや事務局の菊池さまを始め、以前代表の方にお話を伺ったコッツウォルズストーンの輸入加工販売をなさっている松原工業さんにお勤めの方や、プレーリーホームズの社長さんと建材部の方、アメリカの高機能な塗料を扱っているブライトンの方、そして薪ストーブやサウナを扱っているエープラスの代表の方々等、輸入建材や住宅設備を扱うプロの方々と、オフィスKと同じくインテリアコーディネーターとして活動している方々とのお話は本当に興味深く、勉強になりました。
またその時のお話もこのブログで書いていければ、と思っております。

忙しい中でもこうやって機会を逃さずお伺いする事はとても有意義だと改めて思った一日でした。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。