先日の七夕の日から、二泊三日であるホテルに滞在して来ました。
以前もブログで書いたように、コロナ禍で観光客が激減し、窮地に陥った旅行業界さんを少しでも応援したいという事と、少しでも素晴らしいインテリアやホスピタリティを見学しておきたいと思って伺える範囲内ではありますが、あちこち伺うようにしていました。
最近はもうすっかりと人の流れも戻り、海外からの観光客も沢山見かけるようになった事から、宿泊費もかなり元の値段へと戻って来ています。

そんな中、色々な方法でお得に宿泊が出来るという事を知り、少しですが続けて評判の高いホテルや旅館に伺う事を続けているのですけれど、今回お伺いしたのもやはり大変評判の高いホテルで、いつかはお伺いしたい、と思っていたところの一つでした。

そちらに伺う時に幾つかの部屋の種類の中から一番お手頃なお部屋を選んだのですが、そのお得に宿泊が出来るという方法(+αの金額を支払って有料会員になる事で、例えば無料宿泊が出来たり、お部屋のアップグレードがあったりというもの)を使った為に、お部屋のアップグレードをして戴いて滞在出来ました。

最初予約していたお部屋は、港を臨む部屋で、クラブラウンジ付きのプランとしていたのでそのクラブラウンジからの景色と同じという事から、チェックインの際にアップグレードでジュニアスイートにとお勧め戴いたのでありがたく受けたのですが、実はそのアップグレードして戴いたお部屋は広さもあって大変素晴らしいものの、窓からの景色それ自体はロの字型の建物に囲まれた中庭を臨むもので、残念な事に向い側のお部屋の窓も良く見えるというものでした。

クラブラウンジが素晴らしい為、そちらに長く滞在した事から余りお部屋にはいなかったものの、やはり窓からの景色も楽しみの一つなので、今度お伺いする機会があれば、少しだけお値段は上がるものの、いらした方が皆さんお勧めと書いていらっしゃるみなとみらいの見えるお部屋に宿泊して窓からの景色を楽しみたいな、と思っているところです。

翻って、例えばタワーマンション等でも東京タワーが見える部屋や、富士山が臨める部屋等、他のお部屋よりも高くで販売されていたり、転売する場合にも売れやすいという事があるようです。
ただ、目の前にその景色を遮る他の建物が建ってしまった場合は、その眺望の価値が落ちてしまう、という心配はあるようです。

借景といって、日本庭園における庭外の風景を景観として利用するように、窓から見える景色も借りている景色なのかもしれませんね。
景色が売り物のホテルであればその日だけ楽しめれば済むので大丈夫ですが、自宅を購入する際にはその景色がずっと保てるのかどうか、という事も考えて判断するのが良いかと思います。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。