先週このブログで書いたお客さまの事で、今週ももう少しご紹介出来ればと思います。

リノベーションを切り分けて上手な配分をなさっているこのお客さまですが、先週も書きましたがレンガの壁を触らない中で、扉をちょっと冒険した色にしたいというご希望がありました。
そのご希望が叶えられるかを現地の写真にその色の扉をはめ込んでお見せして、いける‼となったのですが、そこでどうしても足を引っ張るものがありました。
それは屋根の色です。
屋根はまだ塗り替えてから10年も経っていないので、それを全部塗り替えるのは現実的ではありません。

屋根色はレンガよりももっと明るいオレンジ色です。全体的にそのオレンジ色の屋根が掛かっているのですが、特に玄関庇の屋根が余りにも玄関扉と位置が近すぎ、玄関扉の色(ブルー)と喧嘩してしまうのです。

そこで、扉の色はどうしてもブルーを使いたいとなった時、他の屋根はともかく玄関庇の屋根だけでも色を替えないとという結論となり、その方のお宅を建築してリフォームも色々手掛けていらした工務店の方にご相談した結果、その屋根と色が褪せかけていたアイアンの柵を一緒に塗ると無駄が無い(ペイント缶の量を丁度使い切る)という事になり、その方向で進める事で色合わせだけでなくアイアンの柵まで綺麗に蘇ったのでした。

そういった、小さい組み合わせでの切り分けで、本当に素敵なお宅のリノベーションが出来ました。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。