2024.04.12ブログ
最高の建材
折角の満開の桜が急な暴風雨で散ってしまった今年の春。残念ですが、少しだけでも桜を楽しめただけでも良しとしましょう。
今日のブログにはタイトルを最高の建材と名付けてみました。
昔、オフィスKが独身時代に自分で家を建てるならどんな建材を使うかを真面目に検討した時のお話です。
例えば屋根材。屋根材の王様と元瓦メーカーの営業さんだった工務店勤務時代の同僚が瓦を一押ししていたように、瓦、それも和瓦は100年近く持つ耐久性があります。
勿論途中で20~30年毎に点検は必要ですが、上から塗装する必要が無いと言われるので本当に強い建材だと思います。
ただ、やはりその重さが地震の時には難点になりますし、金額も他の屋根材よりも高額です。
断熱材も色々検討した事がありますが、やはり良いものは高い、等、コストパフォーマンスを含めた全てにおいて合格点のものはありませんでした。
あっちを立てればこっちが立たず。結局オフィスKが家を一から建てる事は今迄無かったのですが、もし今後建てる時にはこうしよう、という事があります。
それは、躯体と断熱材、そして屋根や外壁にお金を使い、内装は一点豪華主義にしよう、という事です。
躯体や断熱材は後から替える事は出来てもかなりのコストになります。
ですから、最初で頑張っておいて長もちしてくれれば、トータルではお得になります。
屋根や外壁は躯体や断熱材を守るものです。それらを高くとも良いものにする事で、これもトータルではお得になります。
流行りは10年位で変わって来るので、シンプルな形状に。雨仕舞が良いように、切妻屋根で軒は長く。
凸凹があると耐震性が低くなるだけでなく表面積が大きくなるのでコスト高になる。
鰻の寝床のような形だと横揺れに弱くなりがち。
以前このブログでもちょっと書いたかと思うのですが、結局コストパフォーマンスを考えると切妻屋根の総二階の上から見ると正方形という言わば500mlの牛乳パックのような外観になってしまうのです。
という事で、面白味のない家になってしまうでしょうが、長い目で見ると雨漏りもし辛く地震にも強いという安心感もあり、悪くはないのでは、と思っています。
内装は使っている内に汚れたりするので、適度な時期に貼り換えたり、住宅設備も20年程で入れ替える時期が来るのでその時にまたどうするか考えるのはアリだと思っています。
一点豪華主義にするのは、全てをコスパで考えると毎日の暮らしが味気なくなりそうだから。
その、ここぞ、というところやものを、見る度、使う度に嬉しくなるのは、素敵な事だと思うのです。
今年もまた二級建築士試験を受験するのですが、受かったとしても設計は請ける気持ちになれないのは、そういうシンプル過ぎる家を建てたいというお施主さまはいないだろう、という事があります。
何はともあれ、もし自分で建てるなら、そういう家にするつもりです。
ちょっと今回は毛色の変わったブログになってしまいました。
あなたが家づくりで一番大事にする事は何ですか?考えてみると面白いと思います。
厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。
今日のブログにはタイトルを最高の建材と名付けてみました。
昔、オフィスKが独身時代に自分で家を建てるならどんな建材を使うかを真面目に検討した時のお話です。
例えば屋根材。屋根材の王様と元瓦メーカーの営業さんだった工務店勤務時代の同僚が瓦を一押ししていたように、瓦、それも和瓦は100年近く持つ耐久性があります。
勿論途中で20~30年毎に点検は必要ですが、上から塗装する必要が無いと言われるので本当に強い建材だと思います。
ただ、やはりその重さが地震の時には難点になりますし、金額も他の屋根材よりも高額です。
断熱材も色々検討した事がありますが、やはり良いものは高い、等、コストパフォーマンスを含めた全てにおいて合格点のものはありませんでした。
あっちを立てればこっちが立たず。結局オフィスKが家を一から建てる事は今迄無かったのですが、もし今後建てる時にはこうしよう、という事があります。
それは、躯体と断熱材、そして屋根や外壁にお金を使い、内装は一点豪華主義にしよう、という事です。
躯体や断熱材は後から替える事は出来てもかなりのコストになります。
ですから、最初で頑張っておいて長もちしてくれれば、トータルではお得になります。
屋根や外壁は躯体や断熱材を守るものです。それらを高くとも良いものにする事で、これもトータルではお得になります。
流行りは10年位で変わって来るので、シンプルな形状に。雨仕舞が良いように、切妻屋根で軒は長く。
凸凹があると耐震性が低くなるだけでなく表面積が大きくなるのでコスト高になる。
鰻の寝床のような形だと横揺れに弱くなりがち。
以前このブログでもちょっと書いたかと思うのですが、結局コストパフォーマンスを考えると切妻屋根の総二階の上から見ると正方形という言わば500mlの牛乳パックのような外観になってしまうのです。
という事で、面白味のない家になってしまうでしょうが、長い目で見ると雨漏りもし辛く地震にも強いという安心感もあり、悪くはないのでは、と思っています。
内装は使っている内に汚れたりするので、適度な時期に貼り換えたり、住宅設備も20年程で入れ替える時期が来るのでその時にまたどうするか考えるのはアリだと思っています。
一点豪華主義にするのは、全てをコスパで考えると毎日の暮らしが味気なくなりそうだから。
その、ここぞ、というところやものを、見る度、使う度に嬉しくなるのは、素敵な事だと思うのです。
今年もまた二級建築士試験を受験するのですが、受かったとしても設計は請ける気持ちになれないのは、そういうシンプル過ぎる家を建てたいというお施主さまはいないだろう、という事があります。
何はともあれ、もし自分で建てるなら、そういう家にするつもりです。
ちょっと今回は毛色の変わったブログになってしまいました。
あなたが家づくりで一番大事にする事は何ですか?考えてみると面白いと思います。
ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。
厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。
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