以前とっても流行った断捨離。ミニマリストという言葉も流行しましたね。
不要なものに埋もれて暮らすのは身体にも心にも良く無いので、不要なものにさようならするのは本当に大切です。

でも、どこまで処分したら良いのか、というのは悩ましいところではないでしょうか。

昔、普通はもうUターンで帰って来る歳だよ(36歳でした)、と周りに心配して言われた事もある上京した当時、貯金もせずに似非江戸っ子で日々過ごして来たオフィスKは親にお金を借りて出て来た事もあり、引っ越し荷物を最低限にまとめてなんと宅配便10箱を送って生活を始めました。
春だったのでお布団もまだ不要と思い、寝袋を荷物の中に入れて送ってそれで秋口まで過ごしました。
家具らしい家具が当初無く、全てがコンパクトなクローゼットに収まる程の荷物でした。
広くはないワンルームを使うに当たり、天井高の結構あるお部屋だった事もあってロフトベッドを買ってなんと一人で組み立てたのですが、あれは我ながらよく組み立てられたな、と今思い返してびっくりする想い出です。
10月になったら流石に寒くなると思い、ようやくお布団セットを買いましたが、それで十分でしたので、きっと最低限の暮らしでもどうにか暮らせるのだと思います。

でも、例えば送った荷物の中には気に入った食器セットが入っていて、そういうものが都会の一人暮らしでも楽しく過ごせた一つの理由だと思います。
数は少なくとも、気に入ったものを手元に置く。それが一番なのかもしれません。

以前コラムでミニマリストではなくマキシマリストという言葉があるらしく、私オフィスKはそちらのタイプと書いた事がある位に物が大好きなのですが、そういう小さな暮らしをする日を迎える準備も少しずつしていければなと思っています。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。