先月の今頃にブログで書いた名古屋の新築マンションの打ち合わせをつい先日行いました。
先日戴いていた前回の打ち合わせの内容と見積を見て、思ったよりもずっとお値段がしない、という事が分かっていた為、実は過日に当日にお話しするよりもと思い見積を貰った直後にお客様にご連絡をして、追加のオプションのお勧めのお話しをしていました。
と言うのも、当初新築で賃貸に出す予定と仰っていたのですが、その後仕事を引退なさった後はそこに住むと前回の打ち合わせの時に仰っていらして、まずはキッチン等の高さをお客様に合わせていたのですけれど、間仕切の費用が思っていたよりもずっと低いという事が確定したので最初にオプションで変えておかないと後からとても費用が掛かるもので、使い勝手にとても影響する部分もオプションを付け加えた方が良いと思った為なのです。

具体的に書くと、部屋等の開き戸を引戸にする、という事です。
密封性は開き戸の方が高いのですが、それ以外の点で引戸は大変お勧めなのです。
まず、風を通す為に開きっぱなしにしていてもみっともなくない、という点があります。ドアキャッチを使わなくとも風に煽られる事もありません。
そして、オプションであれば壁をふかして引戸にする事もあり、扉を開けた時の部屋面積が少しですが広くなります。
また、開き戸は扉を開く範囲には物が置けないのですが、引戸はその範囲に物を置く事も出来ます。
そして、万一車いす等が必要になった時に開け閉めが開き戸に比べて格段に楽なのです。

今住んでいるSOHOのマンションのオプションを決める時、引戸にしようかと考えた事もあるのですが、その時はオプション費用もかなり高く、他にどうしても導入したいものがあったので諦めました。
後から導入出来るのですが、大々的な工事になりますし、費用もとても大きくなります。
壁をふかさずに取り付ける事も出来ますが、扉の厚さと隙間が必要になるので廊下または部屋の面積が狭くなりますし、扉はまた別に作る事になるので、統一性も欠きます。
残念ですが、今のこのSOHOマンションでは、このまま諦める方が良いなと思っています…。

閑話休題、この開き戸に替える事になり、コンセントの位置も移動する事で丁度良くなりました。
また、今後の事も考えて、SICやWICの中にまでコンセントを増設しようという話にもなりました。

後から比較的簡単に追加出来るキッチン背面収納やエコカラット等は、お客様がご自分でお住まいになる時にでも出来ますし、オプションより安く出来ます。

オフィスKでは、オプションの時でないと費用が却って掛かるもの、費用を掛けてでも最初に導入しないと住んでいる間の工事が難しいもの、使い勝手を考えるとオプションで入れておいた方が良いもの、いづれかの利点があるものだけをお勧めするようにしております。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。