以前このブログでも書いたのですが、実家を一部リノベマンションして両親が暮らしやすいようにと致しました。
その前に叔母達にも手伝って貰って大規模な断捨離もし、それを終えてから帰宅した後に近所の幼馴染がお父さんの工務店を継いでいるという事でお願いし、リモートで色々発注したのです。

1か月以上掛かってしまったので両親には負担がかかったかと思いますが、その分出来上がった後にはとても喜んで貰えました。
いつもいる台所兼居間は他の部屋と同じく畳敷き(父は畳職人でしたのですべての部屋が和室です)だったのを、畳をあげて洋室のようにしたりとしました。
というのも、母が足を悪くしたので、ちょっと高さのある座椅子をずっと使っていたのですが、それよりはもう椅子の生活にした方が、と思った為です。

本当は綺麗にリノベした後に写真を撮ってこのブログやホームページにもアップしたかったのですが、このブログでも愚痴ったように、どんどんまた意味不明なものを買い足してしまい、散らかってしまって次私が帰省した1年後にはもう元の木阿弥状態になってしまっていました…。

自ら望んで断捨離をした訳ではない、というのが良くなかったのだと思います。

そして今年、母が9月に倒れ、1か月半入院していたのを家に帰りたいと願っていた矢先、ポートという栄養を身体に入れるものを埋設する手術をして3日後に、入院のきっかけとなった脳腫瘍の為に昏睡状態になってしまい、急いで家に連れて帰って1か月半、12月の頭に亡くなりました。

最期に間に合わず、亡くなってからの再会でしたが、24時間経ってお棺にお花等色々なものを入れる時母が若い頃に買ってお気に入りだった靴を、皆でもう履けないからと説得して捨ててしまった事を心から後悔しました…。
代わりに足が悪くなってから買った靴を履かせてあげたのですが、本当にその時の事を思い出して心が痛みました…。

断捨離は必要以上のものが家にある場合には過ごし易い暮らしの為には必要な事なのですが、その時に持ち主の方の納得が一番大切なのです。
それなのに、家族という事で甘えもあり捨ててしまったのが本当に今も悔やまれます…。

これを機に、今後整理整頓カウンセリング©を行う時にはもっとお客さまのお気持ちに添うようにと思った次第です。

ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。

厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。