2025.03.14ブログ
気に入ったものを厳選して手元に
以前大変流行して、今では市民権を得た言葉として、断捨離というものがあります。
第二次世界大戦が終わり、戦後の混乱を潜り抜け、高度成長期を迎えてからバブルを迎え、沢山のものを手に入れる事が出来たのは良いのですが、余りのものの多さに生活が圧迫されてしまっているという事が多くありました。
買ったものの全然生かせていない、戴いたものの使いこなせていない、など、せっかくの品物が死蔵されてしまっているというのは、日本だけでなく先進国ではよく見る風景です。
目の前にものが沢山あり過ぎて乱雑になると精神上良くないと以前ブログに書いた事があります。身の回りを身軽にする事で、運気が回って来るという事もよくあるのは、精神的にも軽やかになるからだとオフィスKは考えています。
バブル崩壊後、景気は良くなかったものの、デフレでものを手に入れる事は難しくはありませんでした。
でも結果として、余りにも多くのものに囲まれてしまっている事が多いからこそ断捨離という言葉が広く受け入れられたのだと思います。
以前ブログでミニマリストという言葉の対義語としてマキシマリストという言葉を勝手に作って使ってみましたが、オフィスKは確実にマキシマリストです。
でも、だからと言って余りにも多くのものに囲まれて生活が困難になるような事は無いようにとしています。
とは言え、ものが多いことには変わりません(苦笑)という事で、最近は新しいものを買う時に本当にじっくりと考えるようになりました。
一度手に入れたものを処分するのはとても辛い事です。以前読んだ記事に「人は1万円手に入れるよりも、1万円損するほうが精神的に大きく作用する」という事が書いてありました。得るよりも失うショックが大きいという事だそうです。それ位、手放す事は精神的に負担なのです。そうであれば、最初から簡単に家の中にものを招き入れるのではなく、本当に気に入ったものを厳選して手元に置くということが必要なのです。
オフィスKは36歳になって鹿児島から上京してきたのですが、最初は本当に荷物が少ない状態から生活を始めました。その時は仕事を探しに上京したのでお金も少なく、地元から送料合計2万円で運べるもので生活をしていました。(なんとその中には自転車も含まれていました)
春に上京したこともあり、最初は布団さえなく、寝袋を持ってきたのでそれで休んでいました。家具もスツール1つしか持っていなかったところを、下が大きなデスクになっているロフトベッドを数か月後に購入してようやく家らしい暮らしになった程です。布団は寒くなってきた10月に入ってから買ったので、半年は布団も無く過ごしていたことになります。
派遣で二度目の通訳としての仕事をしていましたが、製造業の社内通訳という事もあり、多少事務職よりは時給が良いという位でしたし、上京の時に親からお金を借りて家を借りた事もあってとても倹しい生活をしていました。
そんな状況であれば、厳選して気に入ったものだけを、という事はとても難しいものです。それでも、少しでも自分の好きなものを、と思い、たとえ100円ショップで買う時でも気に入ったものがあった時だけ購入していました。
そのお陰で、なんとその頃買った調味料(お砂糖、お塩)入れは今も活躍しています。
閑話休題。
本当に気に入ったものを手に入れると、あとから新製品が出ても心が揺らぎません。例えば、オフィスKには20年ほどずっと気になっていて、それでもなかなか縁が無く手に入れる事がなかった調理器具がありました。
ふと寄ったデパートで、一番好きな色も含めてセールになっていた事もあり昨年購入する事になったのですが、それだけ念を入れて検討していたお陰で別ブランドから同じ種類の素敵なものが発売されているのを先日見つけた時も、素敵、とは思うものの心が揺れずに済みました。
10年程前に引っ越しの時に処分したり新しく揃えたりとした事もありますが、もうたくさんのものが手元にあるので、今後は新しく手に入れるというものは耐久財はほぼ無いかと思います。でも、その手元にあるものを愛着をもって、大事に使っていくのはとても幸せな事だと思っています。
厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。
第二次世界大戦が終わり、戦後の混乱を潜り抜け、高度成長期を迎えてからバブルを迎え、沢山のものを手に入れる事が出来たのは良いのですが、余りのものの多さに生活が圧迫されてしまっているという事が多くありました。
買ったものの全然生かせていない、戴いたものの使いこなせていない、など、せっかくの品物が死蔵されてしまっているというのは、日本だけでなく先進国ではよく見る風景です。
目の前にものが沢山あり過ぎて乱雑になると精神上良くないと以前ブログに書いた事があります。身の回りを身軽にする事で、運気が回って来るという事もよくあるのは、精神的にも軽やかになるからだとオフィスKは考えています。
バブル崩壊後、景気は良くなかったものの、デフレでものを手に入れる事は難しくはありませんでした。
でも結果として、余りにも多くのものに囲まれてしまっている事が多いからこそ断捨離という言葉が広く受け入れられたのだと思います。
以前ブログでミニマリストという言葉の対義語としてマキシマリストという言葉を勝手に作って使ってみましたが、オフィスKは確実にマキシマリストです。
でも、だからと言って余りにも多くのものに囲まれて生活が困難になるような事は無いようにとしています。
とは言え、ものが多いことには変わりません(苦笑)という事で、最近は新しいものを買う時に本当にじっくりと考えるようになりました。
一度手に入れたものを処分するのはとても辛い事です。以前読んだ記事に「人は1万円手に入れるよりも、1万円損するほうが精神的に大きく作用する」という事が書いてありました。得るよりも失うショックが大きいという事だそうです。それ位、手放す事は精神的に負担なのです。そうであれば、最初から簡単に家の中にものを招き入れるのではなく、本当に気に入ったものを厳選して手元に置くということが必要なのです。
オフィスKは36歳になって鹿児島から上京してきたのですが、最初は本当に荷物が少ない状態から生活を始めました。その時は仕事を探しに上京したのでお金も少なく、地元から送料合計2万円で運べるもので生活をしていました。(なんとその中には自転車も含まれていました)
春に上京したこともあり、最初は布団さえなく、寝袋を持ってきたのでそれで休んでいました。家具もスツール1つしか持っていなかったところを、下が大きなデスクになっているロフトベッドを数か月後に購入してようやく家らしい暮らしになった程です。布団は寒くなってきた10月に入ってから買ったので、半年は布団も無く過ごしていたことになります。
派遣で二度目の通訳としての仕事をしていましたが、製造業の社内通訳という事もあり、多少事務職よりは時給が良いという位でしたし、上京の時に親からお金を借りて家を借りた事もあってとても倹しい生活をしていました。
そんな状況であれば、厳選して気に入ったものだけを、という事はとても難しいものです。それでも、少しでも自分の好きなものを、と思い、たとえ100円ショップで買う時でも気に入ったものがあった時だけ購入していました。
そのお陰で、なんとその頃買った調味料(お砂糖、お塩)入れは今も活躍しています。
閑話休題。
本当に気に入ったものを手に入れると、あとから新製品が出ても心が揺らぎません。例えば、オフィスKには20年ほどずっと気になっていて、それでもなかなか縁が無く手に入れる事がなかった調理器具がありました。
ふと寄ったデパートで、一番好きな色も含めてセールになっていた事もあり昨年購入する事になったのですが、それだけ念を入れて検討していたお陰で別ブランドから同じ種類の素敵なものが発売されているのを先日見つけた時も、素敵、とは思うものの心が揺れずに済みました。
10年程前に引っ越しの時に処分したり新しく揃えたりとした事もありますが、もうたくさんのものが手元にあるので、今後は新しく手に入れるというものは耐久財はほぼ無いかと思います。でも、その手元にあるものを愛着をもって、大事に使っていくのはとても幸せな事だと思っています。
ちょっとしたことで、暮らしは楽しく、過ごしやすくなります。
厚木の暮らしをより良くするオフィスK。"暮らしを・ちょっと・気分よく"したいなと思った時、思い出して戴けますと幸甚です。
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